こんばんは官兵衛です。
タイトルには「大丸松坂屋友の会」限定のように書いていますが、「友の会」自体はほとんどのデパートや百貨店で設置されており、日本百貨店協会がその指揮をとっています。
しかし、私の場合は神戸在住ということも有り、百貨店と言えば「大丸神戸店」という固定概念が有りますのでタイトルは「大丸松坂屋友の会」に限定したわけです。
大丸松坂屋以外では、三越・伊勢丹・高島屋・東急・小田急・京王・東武・阪急・阪神・近鉄・名鉄などの百貨店でも友の会(あるいは類似のサービス)が存在していますので、一番利用する百貨店で置き換えて考えて下さい。
大丸松坂屋友の会の概要・メリット
友の会は簡単に言うと積立型の投資と考えると分かりやすいでしょう。毎月定額を積立ていき、6ヶ月満期もしくは12ヶ月満期時に「積立金+ボーナス券」が貰える制度ですね。百貨店によって一部サービスが違いますが、基本的に以下のような感じで投資した資金が返ってきます。(以下は大丸松坂屋友の会の例)
上記、画像のうち注目すべきはやはり「特典(ボーナス券等)」のところでしょうか。5,000円6ヶ月満期コースの場合は特典が2,000円しかないのでその他と比べると落ちますが、12ヶ月満期コースであれば基本的に積立金の8.33・・・%を特典として貰えます。
アベノミクス効果で長期金利は上昇傾向に有るとはいえ、まだまだ銀行の預金金利が低いことを考えればこの年利率は破格と言えるのではないでしょうか。
ちなみに、友の会会員になると他にも提携店で割引を受けられますので、興味の有る方は下記大丸松坂屋のホームページでチェックしておいて下さい。
さらっと見た感じでは「松坂屋豊田店」の契約駐車場の駐車料金3時間無料が一番目を引きますね~♪
大丸松坂屋友の会のデメリット
デメリットと呼べるデメリットは特に無いんですが、基本的に友の会で積み立てたお金は積み立てた百貨店でしか利用できないというのが一番のデメリットでしょうか。大丸松坂屋でもこんな感じです。
毎月1万円で12ヶ月毎月積み立てて、使えるお店はその百貨店だけ。その百貨店で積立金以上の買い物を毎年する予定が有るなら非常に重宝するサービスだが、そうでない場合にはただ使えない商品券を貰うだけのサービスとなってしまうわけですね。
ですから、自分のこれまでの消費行動をチェックして、どの百貨店を年間どれくらい消費しているのかを考えて入会するか否かをチェックする必要があります。
あとね、大丸松坂屋の場合は以下の商品は友の会の積立金では購入出来ません。
友の会会員証カードは、友の会での入金やお支払にはご利用になれません。また以下の通り一部ご利用になれない商品やお支払があります。商品券、ビール券や図書カードをはじめとする各種お引換え券、切手・印紙、金・白金・銀などの地金類、テレホンカード、旅行代金、及びインターネットショッピング代金、配送の場合の代金引換商品、クレジットカードの請求代金、その他大丸・松坂屋各店が特に指定するものなど。また、友の会お買物ボーナス券は上記利用対象外の他、ティファニー、カルティエ、ルイ・ヴィトン、ロエベなどの指定するブランドや掛代金の入金にもご利用になれません。
よくある質問ー大丸松坂屋友の会
さらに、特典で貰えるボーナス券でもお釣りは貰えません。(大丸松坂屋友の会の場合)
そういう意味で考えると、1万円分のボーナス券を金券ショップに買い取ってもらっても全国共通百貨店に比べると低く、大体500円分のチケットが475円程度で買い取ってもらうのが相場のようです。(チケット買取サイトJマーケット参照)
以上、メリットとデメリットを考えて入会を検討されてみて下さい。特定の百貨店を愛用しているのであれば入らない理由はないのが友の会の制度でしょう。
あと、一応言っておくと大丸松坂屋のクレジットカードだと、特定の百貨店に縛られること無く最大で10%のポイント還元が受けられます。また、大丸松坂屋以外のお店でもポイントが付くので、友の会よりは使いやすいと思います。
株主優待との比較
株主優待との比較で考えるならばどちらかという友の会の方がお得なのかなぁと思います。
現時点における大丸松坂屋(持ち株会社はJフロントリテイリング)の株主優待制度においては利用限度枠まで10%引きで買い物が出来る「株主優待カード」が貰えます。
但し、最低でも1000株以上持っていないと優待は受けられません。2013年7月22日現在における株価は1株「890円」ですから890,000円の投資をしないとこの優待制度は使えません。
株は値下がりのリスクも有りますし、友の会でコツコツ貯めるほうが堅実と言えるでしょう。
比較ー外商サービス・外商カード
外商サービスについては下記Yahoo知恵袋の質問で実際に大丸の外商の方が分かりやすく外商サービスについて解説してくれていますので下記を御覧ください。
⇒http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1241663162
外商カードの場合は【お買い物10%OFFであったり駐車場無料、外商の担当者がついて色々と面倒を見てくれる】などのメリットが有る一方で、その百貨店のお得意様になるということなので、ある程度の消費を求められます。まぁいわゆる「持ちつ持たれつ」の関係みたいな感じでしょうか。
普通のお客様よりサービスをしてあげる代わりに、貴方はうちでお金を落としてねって事ですね。時には外商の営業が家までお薦め商品を持ってきて「如何ですか?いりません?」的な事も有るようなので、面倒くさい方には面倒臭いサービスのようです(´・ω・`)
消費を絶対的に求められるのならば、地道に積立てて8%以上のボーナス券が貰える友の会のほうが良いような気が個人的にはしますね~