ebayなどのオークションサイトを使って海外通販を楽しんでいる人も多いのではないでしょうか。海外版でしか手に入らない物やコレクターには眉唾ものの商品など海外通販には色々有るようですからね。
で、このebayを始めとした海外通販・オークションサイトを使うに当たっては安全性の観点からpaypalを使う人も多いと思いますが、paypalを使った場合に問題となるのが「為替事務手数料」です。paypal決済を利用した場合のこの為替手数料は国によっても異なりますが2.5%~4%と設定されており、金額が大きくなればなるほどその負担は大きくなります。
今日はこのpaypal決済を利用した場合の為替事務手数料を節約する方法を紹介したいと思います。
主要国際ブランドの為替手数料
まず、その方法を紹介する前に、普通に海外でクレジットカードを使ったらどの程度の為替手数料が取られるのか調べてみました。
クレジットカードの種類 | 為替手数料(事務手数料) |
---|---|
JCB | 1.60% |
VISA | 1.63% |
MASTER CARD | 1.63% |
AMERICAN EXPRESS | 2.00% |
そうなんです。paypal決済によるクレジット払いよりも普通にクレジットカードを使った場合のほうが約1%程度、為替手数料が安いんです。この、通常のクレジットカード払いとpaypal決済によるクレジット払いの為替手数料の差をどうにかすることで節約することが出来るわけです!
いか、やり方について画像付きで紹介していきたいと思います。
為替事務手数料を安くする手順
まずpaypal対応の海外通販サイト(例えばhttp://www.worldsoccershop.com/)で商品を適当に選び支払方法でpaypalを選択しログインします。
上記の画面に遷移すると思うので、そこで「通貨換算オプション」をクリックします。
すると、上記の通貨換算オプションページに移動します。何も設定していなければ画面のように上のpaypalの換算プロセス(為替手数料が2.5%~4%)のまま取引するように設定されていると思います。なので赤枠で囲まれた部分を選択し、送信をクリックすると、VISAカードの1.63%の為替手数料によって取引を行うように設定できます。
設定し終わったら買い物をキャンセルしてタブを閉じちゃいましょう。以後は、わざわざ設定しなくてもクレジットカードの為替手数料によって取引を行う事ができます。(もちろん、念のためしっかりと設定されているかのチェックはちゃんと見ておいてくださいね。)
あと、以下の内容に注意して利用してください。
■為替レートの適用日の違い
為替手数料とは別にもう一つ知っておいて欲しい事は換算する為替レートの適用日の違いです。paypal決済の為替手数料で換算した場合には、支払日の為替レート(つまり購入した日)を使用するので、請求額を早く確定出来るメリットがあります。
一方、クレジットカードの為替手数料での換算は、クレジットカード会社の決済センターに利用情報が到達した時点の為替レートを使用するので(目安としては3日~5日後)、利用する店やカード会社によってどの日のレートが使用されるのか明確には分からないというデメリットが有ります。
「為替相場は生き物」と表現される事もあるように予想外の動きをする事も往々にしてあります。今回紹介した方法を利用することによって、手数料は得したけど為替レートで損をしてしまったなんて事が発生する可能性が無いわけではない!という事も認識しておいてくださいね。
海外に仕送りをする場合の注意点
多分ほとんど居ないと思いますが、まれにpaypalで留学している息子さんとか単身赴任している旦那さんとかに生活資金等を送金する人がいるようです。
そういう海外送金に関してはキャッシュパスポートとかFX会社を経由した送金のほうが断然安くなりますので、絶対にそちらを使いましょう。
現場からは以上です。誤り等有ればご連絡くださいね~