コタツ。それは神秘的な暖房器具である。ひとたびコタツに潜り込んでしまえば後は想像通り。眠くなって一日が終わってしまう。そんな暖房器具である。今日はそんなコタツの節約術を調べてみたので紹介したいと思う。
というわけで、意味わからん語り口調は終わりにして、いつもの官兵衛に戻ります。今や色々な暖房器具(というか昔から)が有るわけですが、実際に利用されている暖房器具として最もポピュラーなのがコタツではないのかな?と個人的には思っています。(データが無いので分からないですが・・・)
僕もコタツは大好きで、コタツに入ってみかん食べながらテレビ見る、という習慣が有るから日本人は冬を我慢できるのではないだろうかと思うほどです。まぁ大袈裟に言いましたが、それだけコタツは日本人の生活環境に根付いているものです。
だからこそコタツの電気代の節約を考えるのも至極当然の事。というわけで本題です。
目次情報
コタツの電気代はいくら?
まずは、先日のホットカーペットの電気代節約記事と同様に、コタツの電気代を計算してみたいと思います。サンプルとなる暖房器具は今回もお馴染み山善(YAMAZEN) カジュアルこたつです。
注:僕は別に山善の回し者では有りません。ついでに言うと山善の暖房器具持ってません。例として挙げているだけです。
上記のコタツは一般的な家庭に置かれるであろう60cm×60cmのコタツです。
電気代を計算すると以下のようになりました。
前提
①1Kwh=27円で計算
②1日の使用時間は5時間で計算
③ひと冬は120日(約4ヶ月)で計算
強の場合 | 弱の場合 | |
---|---|---|
消費電力量 (1時間あたり) | 140Wh | 50Wh |
電気代 1時間あたり | 3,78円 | 1.35円 |
電気代 1日あたり | 18.9円 | 6.75円 |
電気代 1ヶ月あたり | 567円 | 202.5円 |
電気代 ひと冬あたり | 2,268円 | 810円 |
何と今回紹介する山善のコタツの場合ひと冬の間、最大温度で使い続けたとして約2,268円しかかかりません。そういうわけで、コタツを使うのが全体的には一番節約になるんだろうなぁと思ったりもします。
もちろん利用するコタツの種類やサイズによっても変わってきますのでその辺りはご了承下さい。
節約POINT1:温度設定に気をつける
先ほどのコタツの電気代の表を見てもらえれば分かるように、強にするか弱にするからで電気代は結構変わります。そもそも今回紹介した山善のコタツの場合は消費電力が約3分の1ですから電気代も3分の1です。
ひと冬あたりで計算すると常に弱に設定しておくだけで、消費電力は54KWの節電、電気代は1,458円の節約になります。
ただ、本当真冬のサムーイ季節の時には弱だと厳しい面が有りますね。強にしたってエアコンやカーペットに比べれば全然安いので風邪引かないように調整しましょう。
サーモスタット機能
最近のコタツにはサーモスタット機能と呼ばれる温度制御装置が付いている事が多いです。サーモスタット機能とは温度が一定程度まで上がると一度自動的に電気をオフにして、少し温度が下がってきたらまた自動で温度調節してくれる機能のことを言います。
エアコンもそうですが機械に任せた方が電気代は安くなることが多いので、サーモスタット機能があるコタツを持っている場合には自動設定をしておけば、節約も出来て快適な温度で暖まる事が出来ますよ~
節約POINT2:こたつ布団だけでなく敷布団や上掛けも
これもホットカーペットの記事と同様ですが、まず敷布団ですね。その下に更に断熱シートを置くと効果的。またコタツ布団だけでなくその上に一枚かけると効果的。
要は熱が出て行くのを防ぐのを意識しましょうって事です。断熱シートは冷気もシャットアウトしてくれます。
ECCJ 省エネルギーセンター / 家庭の省エネ大事典によれば、これをすると年間710円の節約になると書かれています。
もちろん最近はこたつ布団で凄いぬくいのも有るようなので購入するときに色々と調べてみると良いと思います。
節約POINT3:外気に触れる部分を少なくする
コタツはエアコンとかヒーターと違って部屋全体を暖めるものでは有りません。コタツ布団が、コタツと部屋のその他の部分を遮断するので、当然といえば当然です。
なので、上半身は寒くなりがちですね。カーディガンを羽織るとかいつもより上着を多めに着ることもポイントです。もしくは寝転がって首より下が全部コタツの中に入るように調整する!!
まぁ節約術とは言えませんが、こっちの方が温いですよね。
但し、昔やっていたTBSのがっちりマンデーではコタツには部屋全体を暖める効果は無いが、1時間もすればコタツに入っていない顔まで温度が上昇して体全体を暖めるのに有用と放送されていました。
節約POINT4:湯たんぽの活用
湯たんぽをコタツの中に忍び込ませておくとまだコタツが温まってない段階でも足元はヌクヌクになれますし、湯たんぽのおかげでコタツの中の暖房スピードは早くなるのでコタツの無駄な電気代を削減できます。
(photo by wikipedia-yutanpo.jpg)
湯たんぽは結構暖かさが長持ちするので翌朝まで入れておけば、じんわり温い湯たんぽを味わえるはずです。
もちろん、こたつ布団を開きっぱなしにしておくと冷気が中に入ってしまって再度温め直しとなりますので無駄な電気代がかかりますね。注意しましょう。
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