冷蔵庫の年式によって非常に電気代に差が発生することは前回の記事でも紹介しました。というわけで今日は同じメーカーの冷蔵庫をサイズ別で比較してみようと思います。
なんだかよくわかりませんけど、容量も小さいし、物もあんまり入らないから小さい冷蔵庫の電気代の方が安いのでは?なんて思いがちですが、実際の所はどうなのか調べて行きたいと思います。
シャープ製品
型式 | 容量 | ドア数 | 年間消費電力量 | 年間の電気代(※1) |
SJ-PD14W-S | 137L | 2ドア | 290kwh | 7,250円 |
SJ-23W-N | 228L | 2ドア | 330kwh | 8,250円 |
SJ-29W-N | 290L | 2ドア | 370kwh | 9,250円 |
SJ-PW35W-A | 350L | 3ドア | 370kwh | 9,250円 |
SJ-PW38W-S | 384L | 5ドア | 270kwh | 6,750円 |
SJ-XW44W-N | 440L | 5ドア | 200kwh | 5,000円 |
SJ-XF52W-S | 515L | 5ドア | 230kwh | 5,750円 |
パナソニック製品
型式 | 容量 | ドア数 | 年間消費電力 | 年間の電気代(※1) |
NR-B174W-S | 168L | 2ドア | 310kwh | 7,750円 |
NR-B265B-S | 262L | 2ドア | 390kwh | 9,750円 |
NR-C320ME-N | 321L | 3ドア | 290kwh | 7,250円 |
NR-E436TE-SK | 426L | 5ドア | 190kwh | 4,750円 |
NR-F506XV-SK | 501L | 6ドア | 320kwh | 5,000円 |
※1 1kwh=25円で計算
データは全て「省エネ性能カタログ 2012年夏版」より。
如何でしょうか?実は小さな冷蔵庫の方が消費電力を食うことがこれで一目瞭然になったのではないでしょう。もちろん、私が選んだ機種によっての差が出ることも有るとは思いますが、「2012年夏の最新版の省エネ性能カタログ」に乗っている機種から選んでいるので新旧の違いによる性能の差は有りません。
シャープで考えれば、容量137Lと一番小さな冷蔵庫の年間の電気代が7,250円、一方515Lのファミリーサイズの冷蔵庫が5,750円と電気代に差が出てきています。この差額の原因として考えられる理由は一つ。
「需要の違い」です。
やはり、冷蔵庫の中でもファミリー向けのビッグサイズの売上が非常に多くメーカー側もファミリー向けの冷蔵庫の節約・節電により時間とお金をかけて節約効果を考えるために、ビッグサイズの省エネ性能が劇的に上がっているのだと思います。
まぁその技術を一人暮らし用の小さな冷蔵庫にも応用しろよとへいぽーは思ってしまうわけですが、仕方有りません。
今までは小さな冷蔵庫のほうが電気代は安いんだ~という漠然とした間隔は間違っていることが分かりましたね。
一人暮らしの方も出来るだけ大きいのを買って電気代を節約しましょう!!
というわけではなく、当然冷蔵庫そのものの金額も加味する必要がありますね♪