冷蔵庫は我々人間にとって必需品です。生物は冷蔵しておかないと腐ってしまいますし、お水だって冷やした水が美味しいのは言うまでも有りません。
ですが、昔の型式の冷蔵庫を大事に大事に使っていては無駄の垂れ流しになっているといっても過言では有りませんよ!!
このデータを見て下さい。
表①
(出所:一般社団法人日本電気協会)
表②
(出所:資源エネルギー庁「省エネ性能カタログ2012年夏版)
表①と表②から見ても分かるように、続々と新発売される冷蔵庫の消費電力は毎年のように少なくなっています。つまり節電・節約効果が年々高くなっているということ。
1998年製品と2004年製品を比較しても55.2%の節電効果が有ります。また比較的新しい最近の2005年度製品と2010製品を比較しても43%もの節電効果が有ることになっています。
つまり、未だに2005年の冷蔵庫を使っている方で、仮に年間の冷蔵庫の電気代が3万円かかっているとしたら2010年の冷蔵庫に買い換えるだけで3万円×0.43=12,900円の節約効果を得られるということになります。今は2013年度ですから、本当に最新式のものに買い換えればもっともっと節約・節電効果はあるでしょう。
というわけで今日は一つだけですが、実際の冷蔵庫の機種を紹介して、どれくらい節電効果が有るのを紹介したいと思います。比較を公平にするため、容量・ドア数が同じもので同じメーカー・同じ機種(生産年度が違う)のものを探して来ました。
紹介するのは「シャープのプラズマクラスター冷蔵庫」です。
(スマホの人は表が見にくいですが水平にスクロールさせることが出来ますので、タップで動かして御覧ください。)
年度 | 型式 | 容量 | ドア数 | 年間消費電力 | 年間電気代(※1) |
---|---|---|---|---|---|
2005年 | SJ-HV46K | 460L | 6 | 640kwh | 16,000円 |
2011年 | SJ-XF47W | 465L | 6 | 230kwh | 5,750円 |
(※1 1kW=25円として計算しています)
このように2005年度版と2011年度版のシャープのプラズクラスター冷蔵庫を比較すると年間で10,250円もの差額が発生します。つまり節約効果は64%にも昇るわけです。
もちろん、冷蔵庫を購入するのは家庭の一大行事ですし、冷蔵庫本体の価格を考えれば購入しないほうが良い場合も有るでしょう。但し、買い換えることで実際には電気代の機会損失を回収できることになりますので旧式の冷蔵庫をお使いの方は、電気代も上がるこの2013年度に置いて買い替えを検討されてみては如何でしょうか?
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