2月22日に発表されたニュースによると2月14日~15日にかけて起こった大雪の影響による損害保険金の支払額が過去最高額にのぼる見込みと発表されました。その金額大手3社だけで600億になると発表されており、今回の大雪被害がどれほどのものだったのかがよく分かります。
中小企業などのまだ大雪後の処理などが終了していない会社はまだ請求をしていないケースも多々有るとされており保険金支払額は更に増えると予想されているようですよ。
どうも官兵衛です。先日の記事に引き続いて今回も大雪と保険に関連したニュースになります。
先日の記事:「雪害は火災保険でカバー|大雪のせいでカーポートや屋根が壊れても安心」
前回は火災保険との関連性でしたが、今回は車両保険との関連性です。
積雪の影響でカーポートが潰れて、その下に止めてあった自動車も一緒に潰れちゃった。という人も中にはいるでしょう。
そんな時には「車両保険」の適用が可能です。
一般的な車両保険の場合「地震や噴火、津波による損害(*1)」は保険金の支払対象外で有ることが多いです。というのも上記のような自然災害は滅多に起こることが無いと想定されているからです。
しかし、今回のような大雪による被害は違います。局地的に言っても台風・洪水などと同じように発生可能性は高いので補償の範囲内です。「ひょう災・風災・雪災・水害(集中豪雨・台風・洪水による損害)」などの自然災害は車両保険によって補償されますので車両保険に加入されていた方は是非問い合わせてみましょう。
*1 最近は保険会社によっては地震や噴火・津波などによる自然災害も補償に含められる特約を販売している会社も有りますので是非一度車両保険の適用範囲について再検討してみるよ良いでしょう。
番外編~車両保険を適用すると保険料が上がるから適用しないほうが良い?~
私は初めて車を新車で購入した直後、自宅の車庫で車をぶつけてしまったことが有ります。まぁなんせ運転が下手なもので・・・・(苦笑)
当時付き合っていた彼女からちょっとくらいの傷なら車両保険を適用せずに自腹で直したほうが保険料が高くならないから、トータルで見たらお得だよ!!って言われて当時は「へ~そんなものか」と自腹で直したことが有りました。特に何も調べずに・・・。
でもこれ、よくよく考えれば保険会社に聞いてみた方が良かったなんて思います。
というのも車両保険が適用されるケースには事故の種類によって以下の3つの場合に分けられるからなんです。(2012年10月1日以降が契約初日の場合)
- 3等級下がるケース
- 1等級下がるケース
- ノーカウント(1等級上がります)
と後悔している官兵衛でした。訂正あればご連絡下さい。