先日、免許の更新に行ってきました。4年前くらいに車を手放した事も有って今回の更新では優良運転者に認定されましたー。
ブロガーなのに免許更新ネタが無いのもアレなので、免許更新の時には必ずネタになる「交通安全協会の会費」について簡単に書こうと思います。
交通安全協会に関する回顧録
僕が免許を初めて取得した12年前くらいは、まだまだ交通安全協会への入会があたかも強制であるかのような勧誘が横行している時でした。神戸市民なので最初の免許は明石の運転免許更新センター。
その頃の僕はまだそんなにネットで検索する事を知らないウブな男子でしたが、既に免許を取得している先人達から「交通安全協会の会費は任意やから払わんでええで!絶対に払うなよ!」と言うアドバイスは受けていました。
また、それと同時に色んなブログ・サイトでも言い古されている事でも有りますが、「断ったら更新センターのおばちゃんが罵声浴びせてくるで!」というような恐ろしい事も言われていました。
(photo by 免許更新センター、かなり混んでいます-Tatsuo Yamashita)
そして、初めての免許ゲットの日。めでたく筆記試験に合格した私は免許発行手数料の支払窓口に向かいます。この時はもうドッキドキ。
係員:「交通安全協会の~(中略)~ご協力頂けますか?」
僕:「いや、いいです・・・」
係員:「では、またご協力お願いしますね~」
あっさり終わった。
兵庫県というか明石の更新センターは12年前の当時でも結構良心的な運営体制だったのか、周りから言われていたような事もなく、なんともあっさりと断る事が出来ました。
それ以来、会費は一回も払ったことが有りません。
今回の更新の際も断ったのですが、周りの人を見ていると若い人はもう殆ど払って無かったですね。払っている人は60代とか70代とか高齢の人ばっかり。現在高齢の人達が亡くなりだしたら、会費システムは完全に崩壊しそうですね。
まぁ会費システムが崩壊したとしても、免許更新の際の講習とか講習の際に渡される「安全運転ハンドブック」とかは全部、交通安全協会が請け負っている訳ですから何とでもなるんですかねぇ。
大阪府では、それまで交通安全協会が一択で請け負っていた業務を一般入札制度に変えて、民間業者も参入できるようにしたそうです。結果は予想通り民間業者が落札して、大阪の交通安全協会は200人規模のリストラをしたとかしなかったとか。
というわけで、久々に身も蓋も無い・どうしようもくしょうもない記事を書いてしまいました。すいません。本題へ行きましょう。
交通安全協会の会費はいくら?
交通安全協会の会費は都道府県ごとで違いますが、概ねどこの都道府県でも年間400円~500円程度の会費となっているようです。年間の会費を免許更新の際に一括で支払うシステムです。
例えば、僕は今回から5年更新に変わったので、もし安全協会の会費を払っていたら「500円×5年=2,500円」の支払いになります。正確には御自分がお住まいの交通安全協会のHPを見てご確認下さい。
交通安全協会に入るメリット
交通安全協会に入るメリットは正直特に有りませんが、以下のようなメリットが有るようです。
なお、交通安全協会は各都道府県に有りまして、メリット政策は各都道府県の安全協会独自の判断で打ち出しているようです。従って全ての都道府県で下記メリットを受けられるわけではない事はご了承下さい。
- 入院見舞金制度
- チャイルドシート貸出
- 協賛店制度
- 更新の際の事務負担軽減
- 免許証ケースの付与
- 交通安全ビデオの貸出
他に有ったら教えて下さい。ちょっと一部だけコメントしておきます。
■入院見舞金制度
30日以上の入院を要する事故に遭った場合に1事故あたり3万円の入院見舞金が支払われます。大体平成20年度以降くらいに各交通安全協会で取り入れられていったようです。兵庫県は平成22年度。
■チャイルドシート貸出
恐らくメリットとして一番大きいのがコレじゃないでしょうか。ただ、チャイルドシートが必要な人しかメリットは享受できないけど。利用期間の制限とかも有りますけど、使いようによっては便利かも。(使いドコロが分からないけど)
参考:出産後の新生児・乳児用チャイルドシートはレンタルで~交通安全協会で借りると安くすみます~ | 育児漫画目録
■協賛店制度
交通安全協会の会員カードを提示すると、飲食店とかで何%割引とかレンタカーを何%割引で借りれるとかいう制度。各都道府県によって色々変わるので検索してみてください。
ただ、協賛店制度はジャフに入っている人はジャフの優待情報が有りますし、免許関連で言ったらSDカードの優待情報も有りますし、クラブオフに入っているならクラブオフの奴も有りますからねー。中々これだけで会員になるって人も居ないのではないしょうか。
往々にしてこういう協賛店制度の割引を利用するよりも独自で割引情報を仕入れて使う方が安くなったりもしますしねー。
身も蓋もない締めの言葉
交通安全協会費は年間500円程度のものなので節約という観点からするとあまり大したことない金額です。ただ、チリも積もれば何とやらという言葉もありますから、こういう所も節約していくのは良いことだと思いますよー。
以上身も蓋もない締めの言葉でした。明日から真面目に書きます。