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ふるさと納税の特産品

ふるさと納税とは-概要とメリット・デメリット


この記事を読むのに必要な時間の目安: 12分ぐらい

ふるさと納税の特産品

平成20年に導入されたふるさと納税制度。平成25年の総務省の調査では年間利用者が10万人を突破したようです。これだけの人が利用するのには何かしらの理由が存在するのでしょうね。

その理由を解き明かすべく、ふるさと納税の概要とそのメリット・デメリットを紹介していきたいと思います。また平成27年度から税制改正でさらに内容が拡充する可能性があるようなので要チェックですね。

■税制改正検討内容

  • 寄付金控除の限度額が2倍
  • 確定申告を不要とするシステム変更 等
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ふるさと納税とは

総務省|自治税務局|ふるさと納税など個人住民税の寄附金税制ではふるさと納税について以下のように概要の説明がなされています。

都道府県・市区町村に対する寄附金のうち、2,000円を超える部分について、一定限度額まで、原則として所得税と合わせて全額が控除されます。

これだけ聞くと、なぜ人気があるのかは理解できないですよね。はい、もう一つふるさと納税には特徴があります。それは一定の寄付をしてくれた人に自治体が特産品をプレゼントするという点です。「節税もできて特産品も貰える制度」だから人気が出るわけですね。

参考:【ふるさと納税】管理人に人気の特産品ランキング2014

ふるさと納税の概要を簡単にまとめると以下のようになります。

  • 自治体への寄付
  • 2,000円超の寄付で節税
  • 一定額(各自治体が設定)の寄付によって特産品が貰える

「2,000円」とは寄付金控除の計算式に出てくる数字です。

① 所得税・・・(寄附金-2千円)を所得控除 (所得控除額×所得税率(0~40%)が軽減)
② 個人住民税(基本分)・・・(寄附金-2千円)×10%を税額控除
③ 個人住民税(特例分)・・・(寄附金-2千円)×(100%-10%(基本分)-所得税率(0~40%))
→ ①、②により控除できなかった寄附金額を、③により全額控除(所得割額の1割を限度)

出展:総務省-ふるさと納税控除額計算

ふるさと納税の勘違いその1

「ふるさと」と聞いて自分が育った町しかダメなのかと勘違いしてしまう人もいるのではないでしょうか?ふるさと納税は全国の自治体のどこへでもまた複数箇所に寄付をする事ができます。

「おっ!」と思った人がいるのではないでしょうか?これはふるさと納税のメリットとなりますので後で説明しますね。

制度の趣旨

制度の趣旨は地方の自治体の税収の減少を補填する事です。地方自治体は若者が大都市へ就職して出て行ってしまい税収が減少しています。そこで、ふるさと納税によって、本来はその地方自治体の住民税を支払う対象ではない都市で働く人達から寄付を集める事によって収入を確保する事を目的としています。

自治体側からすると、自治体に住んでいない人達から寄付金を募る事によって収入の確保ができる。寄付する側からすると、寄付金控除を受ける事によって節税をし、さらに自分の気に入っている町や育った町に寄付で恩返し・貢献をする事ができる制度となっています。恩返し・貢献というのはふるさと納税のもう一つの趣旨でもあります。

ふるさと納税勘違いその2

寄付金控除?節税?と聞いてサラリーマンなどの会社から給与をもらって今まで税金の申告をした事が無い人などは関係無い話だと右から左へ聞き流してしまっている人もいるのではないでしょうか?勿体話です。サラリーマンの人でも確定申告をする事によってふるさと納税を利用する事ができます。

以上がふるさと納税の概要でした。それでは気になるメリットを見ていきましょう。

ふるさと納税のメリット

ふるさと納税の概要を説明する中でメリットとなる要素は何個か説明しましたが、以下で改めてメリットとしてまとめています。

寄付金控除によって節税ができる事と自治体選択が自由である事、また、複数の自治体への寄付についてはふるさと納税の概要で説明した通りです。

好きな自治体・複数の自治体に寄付をする事ができる

追加すると、自治体によっては複数回寄付して特産品を送付してもらう事が可能な所もあり、また寄付の申込が都道府県と市区町村の自治体で被ってしまっても問題ありません。例えば北海道に寄付を申込んで、さらに北海道釧路町に申し込んでも両方とも寄付の控除は受けれますし特産品も貰えます。

よって、計画的にふるさと納税を実施すれば、家系的にも色々と大助かりになるでしょう。

実質2,000円の負担だけで特産品が貰える

概要説明の際にメリットについてはぐらかした事を覚えているでしょうか?あれはこの事を言いたかったのです。「おっ!」っと思わなかった人はもしかしたら下記のような勘違いをしてしまったのかもしれません。

ふるさと納税勘違いその3

2,000円の負担が寄付をする毎に必要になると勘違いしている人もいると思います。上記のメリットにも書きましたが、年間2,000円の自己負担でいいんです。10箇所の自治体に寄付をしたとしても自己負担は20,000円ではなく2,000円で節税もできて10箇所の自治体の特産品を貰えちゃいます。

ただお得に節税できる寄付金の限度額というものがありますので、無制限に寄付をすると損をしてしまうので注意が必要です。また寄付の金額によって特産品が決まっています。

例えば、10,000円の寄付で佐賀県玄海町産黒毛和牛をお取寄せできます。2,000円の寄付で特産品が貰えるわけではありませんのでこれも注意してください。

参考:【ふるさと納税の寄付金控除の概要】-実際にお得になる寄附金額の目安も伝授!

税金の使途を選択できる

生活をしている中で様々な税金を払っていますよね。その大部分が何の為に使われているのか不明である事に憤りを覚えた事はないでしょうか?

このふるさと納税は寄付金の使途を指定する事ができます。自分のお金が好きな町や自分のふるさとの為に、しかも使用目的まで指定できるという制度は私の一番のお気に入りです。

クレジットカードで寄付できる自治体もある

クレジットカードで寄付をすれば「ポイントが貯まる!」「節税ができる!」「特産品が貰える!」お得な気分をかなり味わえるのではないでしょうか?

参考:ふるさと納税-クレジットカードで寄付してポイントも貯めちゃおう

以上ふるさと納税のメリットを紹介しました。やはり特産品が貰えるというのは大きなメリットですよね。ただ全ての自治体が特産品を用意しているわけではありません。総務省のふるさと納税に関する調査では都道府県の49%、市区町村の52%が寄付者に対して特産品を送付しています。

特産品の他にはお礼状やパンフレットを送付する自治体(特産品と併せて送付する自治体もあります)が多いようですが、特産品を貰える自治体に寄付をする方がお得なので、基本的には特産品が貰える自治体を選んで寄付していくことになると思います。

ふるさと納税のデメリット

ふるさと納税についていい事ばかり書いてきましたが以下のような問題点もあります。

大量の特産品をもらうと課税の対象になる

ふるさと納税の特産品は一時所得の課税対象になるので、節税と特産品の事ばかりを考えていると無駄な支出が発生する事があるので注意が必要です。デメリットという性質の物ではないかもしれませんが。

参考:ふるさと納税の落とし穴-特産品は課税対象

確定申告をするのが面倒くさい

毎年確定申告をしている人は問題とならないかもしれませんが、サラリーマンの人は確定申告をした事が無い人がほとんどでしょう。節税目的で寄付をしようとしてもこの確定申告がネックになってふるさと納税を毛嫌いする人もいるかもしれませんね。

もしかしたら寄付はしたけど申告はしてないという人もいるかもしれません。

特産品目当ての寄付となり、制度趣旨から外れる

ふるさと納税の制度趣旨は、簡単に言うと自治体の税収確保とふるさとへの貢献・恩返しです。しかし、特産品目当てが行き過ぎると本来の趣旨がぼやけてしまい、その結果ふるさと納税制度自体の存在が問われる事になるかもしれません。

特産品を出す事で結局収入が減少する

このデメリットも制度趣旨に関する話で税収確保をするための制度であるのに、特産品の送付によって出費が増える事と、寄付者の居住地の住民税が控除される事になるため自治体全体としては税収が結局マイナスになってしまう。

特産品が届くのが遅い場合がある

ふるさと納税に尽力していない自治体、逆に人気があって多忙な自治体などでは特産品が届くのが遅い場合もあります。また基本的に寄付を申し込んだからといってすぐに届くわけではないようです。

参考:キャノン・ガトリングの冒険 ふるさと納税

2,000円超の寄付をしなければならない

2,000円を超える寄付をしなければ節税の効果はありません。また特産品を貰うためには5,000円や1万円の寄付金が必要になってきます。私はコンビニのレジ横にある募金箱にお釣りの1円硬貨や多くて10円硬貨ぐらいしか寄付をした事がありません。

それに比べると特産品が貰えるとはいえ、2,000円超の寄付は金額が少し大きく感じます。同じように思う人もいるかもしれません。

以上がふるさと納税のデメリットでした。

ふるさと納税概要記事のまとめ

ふるさと納税は寄付をした直後に特産品が貰えたり寄付をした事による節税効果が発生するわけではないので、お得感をすぐに感じる事はできません。しかし確実に特産品は貰えますし節税効果も発生します。

また寄付の効果の時期のズレが嬉しさを増幅させるかもしれません。ポケットに1,000円札を入れたまま出すのを忘れて、何日か後にその服を着た時にその1,000円札を見つけたあの瞬間のように・・・( ー`дー´)キリッ

注:自分の所得で最もお得になるふるさと納税の金額を知りたい人は下記サイトのシミュレーションが便利です。
⇒さとふるで控除額シミュレーションする人はこちらから

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