節約投資のススメ
MVNO入門

格安スマホのデメリットなど大手キャリアから乗り換える前に知っておきたい事


この記事を読むのに必要な時間の目安: 13分ぐらい

スマホ

通信費を節約する方法として、MVNOが提供する格安SIMを利用した格安スマホが俄然注目を浴びています。通信費カテゴリーではやはり「携帯電話・スマホ」の料金が最もネックになるところなので、注目を浴びるのも不思議では無いですね。

今までは大手キャリア3社の言い値でしか契約する事が出来ず、プランが合っていない人にとっては無駄な電話代が結構重荷になっていたと思いますから、安くなるなら移行しようかなと思っている人もかなり多いのではないでしょうか。

ただ、スマホの携帯料金を節約するにはもってこいの格安スマホですが、大手キャリアからMVNOに移行することで「出来なくなること・不便になること」が色々有るようです。そこで、この記事では大手キャリアから格安スマホに移行する前に知っておいた方がいい事をズラーっと書いていきたいと思います。

用語の意味については下記記事を参考にしてください。

格安SIMってなに?格安スマホ初心者のための用語集・まとめ

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自分のスマホの使い方にあったMVNOを選択する事

格安スマホは大手キャリア3社から選んでいた従来とは違い、20以上の会社から選択する事が出来ます。さらに2015年度中には日本郵政やTUTAYAなどが新規参入する予定でその数はどんどん増えて行きます。消費者としては選択肢が増える事は嬉しい限りですが、数が多いと自分に合った格安スマホを選びにくいというデメリットもあります。

そのため、購入する際には自分に合った格安スマホを選ぶ為に各MVNOをしっかり比較して選択する事が大切です。なお、下記記事で主なMVNOについて料金等を比較していますので参考にしてください。

格安SIM(音声通話SIM)のMVNO業者別プラン内容比較(料金プランと通信料)

キャリアメールが利用出来なくなる

メール
(photo by mailbox-mail-cluster.jpg-r. nial bradshaw)

「○○○@docomo.ne.jp」などのメールアドレスをキャリアメールと言うのですが、格安スマホに移行すると大手キャリアと契約していない状態になるのでキャリアメールが利用出来なくなります。そのためG-mailやホットメールを代替として利用する事になります。

キャリアメールを連絡用にあまり利用しないと言う人も、キャリアメールを利用するインターネットサービスは利用している場合もあるので、こういったサービスがG-mailやホットメールなどへのメルアド変更に対応してくれるかどうかの確認は移行前にしておいた方がいいでしょう。

【通話用にフィーチャーフォン:通信用に格安スマホ】という組み合わせで2台持ちしてマルチデバイス機能を利用すれば、キャリアメールを通信用のスマホ又はタブレット・PC(auはタブレット・PCのみ)で引き続き利用する事も出来ます。

設定方法等の詳細はドコモauのサイトで確認してみてください。

テザリング機能が利用出来なくなる可能性有り。

外出時にテザリングをしてパソコンやタブレットでインターネットを楽しんでいる人も多いと思いますが、格安スマホに移行する際には【利用する端末とMVNOの組み合わせによってはテザリングが利用出来ない場合が有る】ので注意が必要です。

デザリング(photo by Love to stay the desk-Takashi Hososhima)

■OUTな組み合わせ
【ドコモの端末(SIMロック解除・未解除に関係なく)×ドコモ系MVNOのSIMカードの組み合わせ】の場合はテザリング機能が利用出来なくなります。原因は端末のAPNが強制的に、契約しているMVNOからドコモの回線に切り替わってしまう仕様になっているからです。

■OKな組み合わせ
OKな組み合わせも紹介しておきます。

  • SIMフリー端末×ドコモ系MVNOのSIMカード
  • SIMフリー端末×au系MVNOのSIMカード
  • auの端末×au系MVNOのSIMカード
  • Docomoのsimロック解除端末×au系MVNOのSIMカード

ただ、これらは単なる組み合わせの問題です。つまり、そもそも各端末がテザリング機能を有していないとデザリングは利用できないので、端末購入前にしっかりとチェックしておきましょう。

かざしてクレジット「iD」は利用出来なくなる

少額決済ではサインがいらず、またチャージをする必要も無い後払い方式のおサイフケイタイ「iD」は、ドコモの通信であるSPモードを利用するため、MVNOの格安SIMに移行した場合は利用出来なくなります。

その他のおサイフケイタイは利用可能

楽天edyやモバイルsuicaなどは、大手キャリアの端末をそのまま利用して格安スマホに移行しても利用する事が出来ます。ただし、海外のSIMフリー端末のほとんどはおサイフケイタイを利用出来ないようです。

通信専用SIMだと090/080/070の番号が使えない

格安SIMには2種類存在します。以下の2種類ですね。

  • 音声通話SIM・・・大手キャリアのスマホのように通話も通信も出来るタイプ
  • 通信専用SIM・・・IP電話や電話アプリのみしか通話が出来ない主にデータ通信利用が中心となるタイプ
音声通話SIMはMNPで今まで利用してきた電話番号を利用する事が出来ますが、通信専用SIMは今までの番号(090/080/070)を利用する事が出来ません。通話をするならIP電話アプリに登録して050番号で利用する事になります。

通信専用SIMだとSMS機能がデフォルトで使えない

音声通話SIMにはSMS機能はセットになっているので気にする必要はありませんが、通信専用SIMはデフォルトではSMS機能が付いてきません。

SMS機能は例えば以下の様な問題を解消するには必須です。

  • 2段階認証に利用される
  • セルスタンバイ問題の解消 等
googleアカウントやLINEなどのSNSではセキュリティのためにSMS機能を用いた2段階認証を求めるサービスが有ります。よって、SMS機能が無いとこれらのサービスを利用出来なくなる可能性が有ります。

セルスタンバイ問題とは通信専用SIM端末において通信回線の電波しか利用しないにも関わらず、音声通信回線の電波を拾おうと頑張ってしまうために電池の消費量が増えてしまう問題を言います。音声通信を利用するSMS機能が有れば、端末が電波を一度掴むと電波を探すために頑張ることが無くなり、電池の消費量を抑える事が出来ます。

2015年2月現在では、およそ120~150円/月で通信専用SIMにSMS機能を付ける事が出来るので、LINEなど利用される人は是非とも付けておきましょう。

通話料が高い

格安スマホは大手キャリアのかけ放題等のプランとは違い、基本20円/30秒で通話した分だけ電話代がかかります。

電話

電話をしないから格安スマホへ移行しますって人からすると「それは十分承知の上です!」って感じかもしれませんが、仕事や恋愛等でついつい長電話をしてしまう事も有り得ますよね。特に恋愛に夢中になっていると平気で1、2時間位はいっちゃうと思います。

* 大手キャリアの家族間無料通話等も利用出来なくなるので注意が必要です。

格安スマホは掛けた分だけ通話料が高くなってしまうという点は認識しておかなければなりません。少しでも通話料を節約するために通話アプリを利用したり、通話専用の電話機を購入したりして、無駄な電話代を払わないようにしましょう。

050 plusやLINE電話などIP電話を使った格安電話アプリのまとめ
楽天でんわとG-callの比較!スマホの電話代を安くする格安サービス(回線交換型)

MVNOの通信速度は遅くなる可能性有り

MVNOはドコモやauの通信網を借りて契約者に【回線】を繋いでサービスを提供しています。この回線はよく【橋】に例えられます。

橋
(photo by View from the Kintai Bridge(Kintai-kyo Bridge)-d’n’c)

例えば、橋の広さが1mだったら1人だけ通行する分には何の支障なく渡る事が出来ると思います。しかし、通行する人が10人100人と増えた場合にはどうでしょうか?1mの幅ではかなり混雑する事が予想できますよね。

MVNOの回線はこの橋の例示と同じようなものと思って下さい。MVNO業者が持っている回線量に対して利用する人が少なければ快適に利用できますが、利用する人が多くなれば通信速度は遅くなりかなりストレスを感じるようになります。

消費者としてはこの橋の広さにしっかりとコストを掛けているMVNOを選択する事が大切です。MVNOのサイトなどで表示されている通信速度は混雑していない時の数値でアピールしているので、この数値を鵜呑みにして契約した場合には、混雑する昼や夕方に不快な思いをする可能性がありますよ。

そのため、通信速度に関してはMVNOの口コミ・評価等をチェックし、橋が広いだろうと思われるMVNOを選択するようにしましょう。

最低利用期間と解約金はチェックしよう

最低利用期間とは、契約しているプランによって最低でもこれだけの期間は契約してくださいという期間です。この期間内にもし解約した場合には解約金を支払わなければなりません。大手キャリアからMVNOに移行する場合には、キャリアに払う解約金と格安スマホへ移行することで節約出来る通信費のバランスを見極める必要が有ります。

大手キャリアの最低利用期間と解約金

大手キャリアは基本的に最低利用期間を2年と設定しており、2年内に解約した場合の解約金は各キャリアで以下の通りです。

  • ドコモ・・・10,260円(税込)
  • au・・・10,260円(税込)
  • ソフトバンク・・・10,260円(税込)

この違約金・・・なるべくなら払いたくないですよね。但し、場合によっては払ってでも格安スマホに移行した方が節約になる事もあります。つまり、移行する事で節約出来る金額が解約金よりも多い場合には早く移行した方がお得という事になります。

例えば、最低利用期間が残り2ヶ月で格安スマホに移行して節約出来る金額が月3,000円だった場合には、違約金10,260円-3,000円×2ヶ月=4,260円多く払う事になってしまうので、この場合には最低利用期間が過ぎるまで格安スマホへの移行は我慢した方がお得となります。

一方、最低利用期間が残り1年で節約出来る額が3,000円だった場合には、3,000円×12ヶ月-10,260円=25,740円となり解約して格安スマホに移行した方がお得となります。

端末の残債について

MVNOに移行した場合に端末代金の残債が問題と考える人もいるかもしれませんが、移行するにせよ、大手キャリアと継続契約するにせよ結局払い続ける事に変わりは無いので問題にする必要は無いかと思います。

重要なのは【大手キャリアが行っている機種代金の負担を軽減するための月々サポートなどの割引きを受けたとしても、なおMVNOに移行した方が得かどうか】という点だと思います。

終わりに

大手キャリアからMVNOへ移行する前に知っておきたい事をまとめてきましたが、色々と不便になることも有るようですね。

MVNOへの移行を考える場合には、電話代の節約だけを念頭に考えるだけではなく、大手キャリアから離れる事で利用出来なくなる機能等があるという事にも注意しながら取捨選択していきましょう。

不足や誤りが有れば是非教えてくださいね~

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