節約投資のススメ
ガソリンスタンド

家計を苦しめるガソリン代の価格推移を見守る記事


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ガソリンスタンド
(photo by midorisyu)

ガソリン代が高い高いと言われているこの現況ですので過去から今までのガソリン価格がどうなっていたのかを含めて気になったので調べてみました。日本は原油を全て輸入しなければやっていけません。

食料自給率の低下が問題視されていますが、それと同様に日本も原油に代わるエネルギーを早く実用化しなければなりません。どうするのかは知りませんが。

そんなわけで日本は中東のオイルマネーでウハウハしている国々との関係を壊すことは出来ませんし、原油産出国が無駄に喧嘩をすればそのあおりを受けてしまうのも事実です。

というわけで長い前置きは置いておいて、ガソリン代の価格推移を見て行きましょう。

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ガソリン代の価格推移

データは「総務省統計局の小売物価統計調査(動向編)調査結果」の東京都区部の自動車ガソリン小売価格情報です。

(画像はクリックで拡大出来ます)
ガソリン価格の推移

パッと見る限りでも乱高下しているのが分かりますねぇ。というわけで以下では上昇下降した時にどんな事象が有ったのかまとめていきたいと思います。

なお、レギュラーガソリンの価格はご承知の通り原油価格の変動にほぼリンクしております。原油にも色々と種類があるようで自動車に使用されるガソリンを一番生産できるのが「軽質原油」と呼ばれるタイプの原油だそうです。

第1次オイルショック(昭和48年-1973年)くらいまで

この総務省統計局のデータは昭和41年つまり1967年ころから始まっていますが、この時は大体リッター50円~60円と非常に安い時期でした。しかしこの安い時期は長くは続かず1970年台初頭にかけてじわじわと上昇を続けていきます。

1973年の石油ショックが始まる前の段階では1ドル100円程度に落ち着いたもののそこから一気に上昇を開始します。

第2次オイルショック(昭和54年-1979年)から177円を記録するまで

1973年にはリッター100円程度だったものがオイルショックを経てどんどんと価格が上がっていきます。そして1979年には第2次オイルショックが発生。

第1次石油ショックの影響が徐々に縮小してガソリン価格も徐々に下がっていた時に発生します。第2次石油ショック自体は1979年に発生しましたが、この石油ショック意外にもアメリカのインフレ・長期金利の高騰に伴った金融市場の混乱が起こり原油価格が高騰。

現況のアメリカの不調が1983年まで続いたため昭和57年(1982年)の9月~12月には当時の戦後最高値の177円を記録。

当時と今の消費者物価指数及び賃金統計とガソリン価格を比較してみると

1979年と2013年の比較
消費者物価指数:83.2⇒100
賃金統計:193.3千円⇒295.7千円

データ出所:消費者物価指数(CPI)結果 「都市階級・地方・大都市圏・都道府県庁所在市別中分類指数 総合~情報通信関係費~全国版より。 
賃金統計は厚労省の賃金構造基本統計調査(全国)より。

このような数字が出てきます。従って、1982年の177円は現在2014年の170円台のガソリン価格と比べると家計への影響は非常に大きかったのではないかと思います。さらに言えば1979年当たりのガソリン価格だと本当、今より全然賃金も少ない頃でしたから車乗っている人はかなり無理をして乗っていたのではないでしょうか。

オイルショック時の小話

僕はオイルショックの時代に生まれていないので本当かどうかは分からないのですが、その当時はガソスタにガソリンが無くなってしまい大勢の人が給油できないとか、ガソスタが常連にしかガソリンを販売しないとかそういう事があったそうです。

今ではちょっと考えられないですね。あと、違法ですがこの時期には長距離移動しなければならない場合ガソリンが手に入らない事も考えて携行缶で積荷に積んで移動する車が多かったんだそうです。

平成11年5月には97円と100円を切る!

第2次オイルショックの影響を脱出して徐々に徐々にガソリン価格が落ち着いていきます。その結果平成11年(1999年)の5月にはリッター97円と非常に安い価格となりました。

当時は私も中学生でしたので記憶が有ります。個人的にはドル円100円、リッターも100円というイメージがまだまだ染み付いています。

平成20年8月には戦後最高値182円を記録

リッター100円切りとマイルドな状況の中でも時代はどんどんと変わっていきます。2000年移行は

  • 中国などの新興国における石油の需要が増加
  • 中東諸国の供給リスクの顕在化
  • 行き場を失った投機資金の流入
などにより原油価格が上昇し徐々に徐々にガソリンの小売価格も上昇していきます。

平成20年4月(2008年)にはガソリン税の暫定税率による上乗せ分が無くなったため一時的にガソリン価格は下がるものの5月からは再度上乗せが開始。

平成20年3月ガソリン価格:153円
平成20年4月ガソリン価格:132円
平成20年5月ガソリン価格:160円

その他先ほど説明した事情も色々と相まって平成20年8月(2008年)には戦後最高値の182円を記録します。

この182円という最高値の最も大きな要因はやはりサブプライムローンに始まった金融不況により行き場を失った投機資金が原油に流れ込んだ事でしょうか。

平成20年9月移行は急速にガソリン価格が下落~現在まで

平成20年8月(2008年)には戦後最高値の182円を記録したものの翌月9月~平成21年1月にわたって急激に価格が下落。平成21年1月には106円まで下がります。そういえば僕はこの頃106円の頃くらいに車を持っていたのでガソリン代はかなり安かったです。

この急激な価格下落の理由はリーマン・ブラザーズ破綻から始める金融危機により今までじゃぶじゃぶ投資されていた投機資金が原油市場から引き上げられた事、及び不況により原油の実需要そのものが下がったためと言われています。

そして現在2014年には再度ガソリン価格が高騰しており2014年8月時点では166円を記録。家計を圧迫するばかりなり!となっております。

まとめ

ガソリン価格の変動をみてみましたが、意外にも色々な事が思い出されて楽しかったのではないでしょうか。現在のガソリン価格の高騰はよく車を使う人たちにとったら本当厳しいですよね。

まぁだからこそ燃費の良いプリウスとか、税金も安くて燃費も良い軽自動車が売れているわけですが・・・。

参考記事:「ガソリン代の節約にスタンド専用クレジットカードはお得なのか?

というわけで今日は以上です。認識に誤りがあれば教えて下さい!

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