節約投資のススメ
海外旅行の荷物とクレジットカード

90日以上(3カ月超)の海外旅行をクレジットカード付帯の保険だけでカバーする方法


この記事を読むのに必要な時間の目安: 10分ぐらい

クレジットカードに付帯されている海外旅行保険を90日以上に延長出来たら良いのに・・・。

保険をどうするのか?旅行や留学で海外に長期間の滞在を予定している人の悩みの1つですよね。

海外旅行の荷物とクレジットカード

保険会社の海外旅行保険に加入するのも1つの手段ですが、なにしろ保険料が高い。たとえば、AIU保険の留学者向けプランだと、保険期間が6ヶ月までで約8万円~約12万円、1年までで約17万円~約25万円もかかります。

参考:AIU保険「留学生プランの保険料一覧」

その保険料を節約する手段が「クレジットカード付帯の海外旅行保険」です。クレジットカードに無料で付帯されているサービスなので、保険料を支払う必要はありません。

しかし、クレジットカードに付帯されている海外旅行保険の有効期間は、基本的に90日間です。短期滞在なら構いませんが、90日以上の長期滞在となるとカバーできません。

そこで役に立つのが今回紹介する「クレジットカード付帯の海外旅行保険の有効期間を90日以上にする方法」です。

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クレジットカードの海外旅行保険で長期滞在をカバーする方法

複数のクレジットカードを持つ女性

冒頭でも触れたように、クレジットカードの保険期間は基本的に90日間です。ポイントとなるのは「いつから90日間なのか?」という点。

なお、クレジットカードによって保険期間が60日間である場合もあります。

この点、クレジットカードの保険には「自動付帯」と「利用付帯」の2種類があり、利用付帯の保険の多くは、保険の適用条件を満たした時点から90日間保険が有効になります。

自動付帯とは、カードの使用の有無に関わらず、自動的に適用される保険です。
利用付帯とは、旅行前又は旅行中にカードを使用しなければ、保険が適用されない保険です(使用条件有り)。

つまり、複数の利用付帯のクレジットカードを上手く利用すれば、90日以上の海外滞在もクレジットカードの海外旅行保険だけでカバーする事ができます。

クレカの海外保険延長方法の図

JCBに確認した所、上記のように保険開始時期を出国日から90日以後にする事は可能、という事でした。

ただし、利用付帯のクレジットカードの中には、この方法が利用出来ないカードも有ります。たとえば、楽天カードです。出国後の決済は保険の適用対象外となっています。

もちろん、上の図の1枚目のカードとして利用する事は出来ますが、2枚目以降のカードとしては利用できないので注意してください。

この方法が使えるクレジットカード一覧

では、この裏技のような方法が使える主なクレジットカードを一覧で紹介しますね。

カード名年会費ケガ・病気の補償額
リクルートカード無料100万円
セディナカード
クラシック
1,000円100万円
セディナカード
ファースト
1,000円100万円
三井住友VISA
クラシックカード
1,250円
(1年無料)
50万円
SBIゴールドカード2,500円500万円
SuMi TRUST CLUB
リワードカード
3,000円150万円
SuMi TRUST CLUB
エリートカード
3,000円150万円

やはり年会費が無料である「リクルートカード」が一番オススメでしょうか。

半年以上の滞在を予定している人は、3枚目・4枚目のクレジットカードが必要になるので、リクルートカード以外もチェックしてみて下さいね。

上記のクレジットカード以外にも紹介した方法を利用できるカードはあります。

利用付帯を満たす条件とは?

クレジットカードの利用付帯を満たす条件は、「公共交通乗用具」の利用代金をクレジットカード払いする事です。

飛行機のチケットをクレジットカードで購入

公共交通乗用具とは、以下のような乗り物を指します。

  • 飛行機
  • 電車
  • バス
  • タクシー 等

これらの乗り物の料金をクレジットカードで支払った時点から90日間なら90日間の保険期間が開始されます。

ただ注意して欲しいのは、渡航先の交通機関がクレジットカード払いに対応しているのか、という点です。

途上国に行く場合には、帰りの飛行機のチケットぐらいしかクレジットカード払いが出来ない、なんて事も有るので注意してください。予め交通機関の支払方法は調べておいた方が良いでしょう。

注意点~治療費の自己負担が発生するかも~

さきほどクレジットカード付帯の海外旅行保険を90日以上にできるカードを紹介しましたが、補償額の欄をもう一度見てください。50万円~150万円が限度額となっているクレジットカードが多いですよね。

この補償金額で十分だと思う人もいるかもしれません。確かに、日本でケガ・病気の治療を受けても、支払う治療費はこの補償額内で収まる事がほとんどです。しかし、海外で治療を受ける場合、基本的に治療費は全額自己負担となります。

海外の医者

しかも海外の治療費は日本のそれと比べると、高額になる事が多いんです。下記記事で紹介されているのは、アメリカにおける病院の請求書及びその金額です。手術や検査を受ければ、治療費が1,000万円近くにもなるようです。

参考:「もうこんな国いやだ…」アメリカで請求された恐ろしく高額な医療費14例

つまり、症状や怪我の程度によっては、クレジットカードに付帯されている保険では全く足りず、数百万円の治療費を自己負担しなければなりません。

もちろん健康に過ごせればこんな事は考えずに済む話ですが、食事・環境が全く違う海外での生活においては、日本に住んでいる時よりも重い病気・ケガをするリスクは高くなるのではないでしょうか?

日本と同じ感覚で保険の事を考えていると、「病気・ケガ」のジャブの後に、「莫大な治療費の支払い」という重い右ストレートをくらう事になる点には注意した方が良いでしょう。

保険が支払われない場合

クレジットカードに付帯されている保険は、以下のような事故などが原因の病気・ケガに対しては保険金が支払われません。

  • ケンカ
  • 戦争・暴動
  • 妊娠・出産・早産 等

ちなみに、テロ行為は「戦争・暴動等」には含まれないようです。つまりクレジットカードの海外旅行保険でも補償されます。ただ補償されるかどうかよりも、治安の悪い国への渡航は避けた方が無難ですね。

健康保険と併用できる?

健康保険証

さきほど「海外での治療費は全額自己負担」という話が出てきましたが、健康保険の海外療養費制度を利用すれば、治療費の7割(*)は払い戻しを受けられます。

海外で急な病気にかかって治療を受けたとき | 健康保険ガイド | 全国健康保険協会

ちなみに、健康保険の海外療養費制度は、海外の滞在期間に関係なく利用可能です。ただし、時効が設定されていて、治療費を支払った日の翌日から2年間が経過すると、請求出来なくなる点には注意が必要です。

* 日本の医療機関で同じ治療を受けたと仮定して計算された金額に対する7割。

例えば、海外で請求された治療費が100万円でも、計算し直した金額が50万円の場合は35万円しか払い戻しを受けられません。逆に、海外の治療費が安かった場合は、その金額の7割となります。

車いすとQAの文字

では、「健康保険」と「クレジットカードの海外旅行保険」は併用できるのでしょうか?併用が可能ならば、高額な海外治療費もこの2つでなんとか対応できそうですよね。

結論から言うと、制度上は両者の併用は可能ですが、現実問題として併用は難しいです。

というのも、健康保険・クレジットカードの海外旅行保険ともに、保険金を請求するにあたって「領収書の原本」が必要だからです。つまり、領収書が2枚必要になり、これを現地の病院が発行してくれるのか、という問題があります。

また、両者ともに領収書の明細も必要です。初診料や手術費用などの内訳が記載された書類です。なので、治療費を按分して2枚に分けた領収書及び明細書を発行してもらう事も難しいでしょう。

そのため、現地の病院の対応次第ですが、「健康保険の海外療養費制度」と「クレジットカードの海外旅行保険」の併用は難しいと考えておいた方が無難です。

まとめ

今回は、複数のクレジットカードを利用して、付帯されている海外旅行保険が適用される期間を90日以上にする方法について紹介しました。

保険会社の海外旅行保険の保険料を節約できる方法ですが、クレジットカードの保険の補償額を考えるとあまりオススメする節約方法ではありません。海外の治療費が高額になる事は紹介したと通りです。

そのため、長期間海外に滞在するのであれば、やはり保険会社の海外旅行保険に加入しておいた方が良いと思いますよ。

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