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【電気代節約知識】消費電力と消費電力量の違い


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電化製品

家電製品の仕様書や取扱説明書などに記載されている「消費電力」と「消費電力量」。これらの違いを知っていますか?

今まで「電気代の節約」に関する記事を数記事書いてきて、「消費電力」と「消費電力量」についてはサラッと流してきて書いてなかったので、今回は「消費電力と消費電力量の違い」について書いてみたいと思います。

まぁ僕らは消費電力量を分かっていれば、それだけでOKだと思いますが。
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消費電力とは

消費電力とは、電化製品を稼動させる時に必要な電力を言います。単位は「W(ワット)」です。

ちょっと分かりにくいかもしれません。そこで、消費電力を「水道の蛇口(水の出る部分)の大きさ」、電力を「水」と置き換えてみましょう。

  • 「消費電力が小さい」という事は「蛇口が小さい」
  • 「消費電力が大きい」という事は「蛇口が大きい」

小さい蛇口はチョロチョロとしか水(=電力)が出ません。一方、大きい蛇口は一気に大量の水(=電力)を吐き出します。ようするに、蛇口の大小によって一定時間に吐き出される水(=電力)の消費量が変わってきます。

つまり、消費電力は「どれだけ電力を消費するのか」を表わしているわけです。

この消費電力は家電製品の種類・商品、またサイズによって異なります。

■消費電力一例

  • 電子レンジ・・・1,300W
  • 洗濯機・・・700W
  • 冷蔵庫・・・300W
  • 液晶テレビ・・・100W

消費電力量とは

消費電力量とは、家電製品を稼動させた時間に消費した電力量を言います。単位は「kwh(キロワットアワー/キロワット時)」です(1kwh=1,000wh)。

消費電力量は「消費電力(wh)×使用時間(h)」の式で求める事になります。例えば、消費電力1kwの家電製品を1時間使用した時の消費電力量は、1kw×1h=1kwhとなります。また、電気代は一般的に従量制(電力単価×消費電力量)で計算します。そのため、電気代の計算では、消費電力量が重要になります。

消費電力の説明で利用した「水道の蛇口」にもう一度登場してもらいましょう。

消費電力は「蛇口の大きさ」と表わしました。同様に、消費電力量は「蛇口から出した水の量」と言い表わせます。水の使用量は「蛇口の大きさ」と「出し続けた時間」によって変化します。

そのため、蛇口がものすごく大きくても一瞬しか水を出さなければ消費量は少なくなります。逆に、蛇口が小さくても長時間水を出し続ければ消費量は多くなります。

消費電力量も同様に以下のように考える事が出来ます。

  • 消費電力「大」、使用時間「長」・・・消費電力量「多」
  • 消費電力「大」、使用時間「短」・・・消費電力量「少」
  • 消費電力「小」、使用時間「長」・・・消費電力量「多」
  • 消費電力「小」、使用時間「短」・・・消費電力量「少」

具体的に1日の消費電力量を計算してみましょう。

電子レンジの消費電力量

電子レンジの消費電力:1,300W
使用時間:2分/回で朝・昼・晩の食事の時に1回づつ使用したとして合計6分

この条件で消費電力量を計算すると

消費電力量:1,300W×6分÷60(単位を時間に直すため)÷1,000(単位をkwhに直すため)=0.13kwh

電子レンジは消費電力自体は大きいですが、1回の使用時間は短いので、消費電力量は少なくなります。

ちなみに、この時の電気代(1kwhあたり25円で計算)は、0.13kwh×25円=3.25円です。

なお、僕達が家電製品の電気代を計算する時は「消費電力」ではなく「消費電力量」を見ることになりますので、正直言うと「消費電力」についてそこまで意識する必要は有りませんけどね。

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