節約投資のススメ
マイカーの保険料を節約

10代・20代の自動車保険料を節約する方法~初めてマイカーを買う人は知っておいて損なし!


この記事を読むのに必要な時間の目安: 10分ぐらい

この方法は、家族の誰かが既に自動車保険に加入していて、尚且つ同居している場合に使えます。そこそこ限定的。

今回の記事は趣向を変えて、自動車保険料の節約記事を書いてみたいと思います。冒頭でも書いていますが、今回の節約記事は結構限定的なので、関係の無い人はスルーでお願いします。

自動車保険料は値上げ傾向が続いている

自動車保険料は「年齢料率区分制度」「事故あり等級制度」などの導入で、この5年位で約1割近く値上げされています。また、今後も「民法改正による法定利率の引き下げ(*1)」や「消費税増税(*2)」が予定されており、損保会社としてはその影響を吸収するために、再度値上げせざるを得ない状況と言えます。

*1 法定利率が5%⇒3%に引き下げられると、逸失利益の計算額が大幅に増えます。詳細は省きますが、とにかく保険金の支払額が増える事になります。出て行くお金が増えるなら、値上げをして保険料収入を増やすざるを得なくなります。

*2 損害保険の保険料は非課税取引に該当しますが、損保各社が修理工場等に支払う修理費用などは課税取引です。従って消費税が上がれば、修理工場等に支払う代金(税込)が増えます。ではどうすれば良いか?というと、加入者から受けとる保険料に消費税分を反映させるしか有りませんね。

厳密に消費税のアップ率と同率の値上げが行われる訳では有りませんが、ある程度の値上げは必ずされるはずです。

マイカーの保険料を節約

というわけで、自動車を持っている人ならすべからく自動車保険の見直しを行い、節約に努めなければならない状況でございます。しかし、今回は初めてマイカーを買うような10代・20代の若者の保険料節約術です。

あるいは近い将来、子供が車買いそうだなーと思っている親世代の人も読んでおいて損は無い。

では、どんな方法で節約するのかというと、代表的な節約方法が「セカンドカー割引」です。まぁ大体の人は知っていると思いますが。

セカンドカー割引とは?

普通、初めて自動車保険に加入すると「6等級」からスタートしますね。しかし、セカンドカー割引が適用されると「7等級」からスタート出来ます。6等級と7等級は、字面だけ見るとあまり違いは有りませんが、割引率はかなり違います。

ノンフリート等級ごとの割増引き率
(出典:自動車保険参考純率 改定のご案内 – 損害保険料率算出機構)

上記はノンフリート等級ごとの割増引率の参考数値。実際には異なる場合が有ります。

「事故有り等級」の列は無視して下さい。注目すべきは、赤字にしている「無事故等級」の6等級と7等級のところです。それぞれ割引率は19%と30%となっていますね。

つまり、6等級からスタートするか、7等級からスタートするかで保険料が約1割程度変わってくる事になります。割引率だと分かりにくいかもしれないので、実際にソニー損保で見積もってみました。

前提条件はこちら
車種:トヨタアクア / 型式:DAA-NHP10 / 用途:家庭用 / 走行距離:1年7,000km以内 / 記名被保険者の年齢・誕生日:18歳(1996年10月4日生まれ) / 免許の色:ブルー / 運転者限定条件:記名被保険者とその家族に限定 / 年齢条件:全年齢補償 / 車両保険:無し / その他条件:全てソニー損保のデフォルト条件

■見積もり結果がこちら
6等級の場合の金額:199,960円/年間
7等級の場合の金額:173,420円/年間
両者の差額:26,540円

他は同じ条件で、等級を変えただけで「26,540円」の差額が発生しました。見積もり条件に有るような、18歳の子供が負担するとなるとかなり大きな金額ですよね。(まぁ実際には親が負担するんでしょうけど。)

ちなみにセカンドカー割引は1台目と2台目の保険会社が違っても利用できます。
詳細な条件は⇒セカンドカー割引の適用条件 | ソニー損保でご確認下さい。

というわけで、ここまでは良くある節約方法なんですが、もっと劇的に子供の保険料を下げる方法も有ります。

家族間の等級引継ぎで子供の保険料を安くする

それが、「家族間の等級引継ぎ」という方法です。

現実的には、子供が実家で一緒に暮らしている場合には親が一緒に保険料を払っちゃうと思うので、あまり意味有りませんが、以下の様な場合に効果的です。

  • 結婚して嫁いでいく娘が、嫁ぎ先で新たに車を購入して保険に入る場合
  • 就職して引っ越しする子供が、新たに車を購入して保険に入る場合
仮に実家の父親の等級が20等級の場合、「家族間の等級引継ぎ」を行えば、初めて車を購入した子供でも「20等級」からスタートする事が出来ます。

先ほども見たように20等級の割引率は63%です。一方、6等級の割引率は19%でした。その差「44%」です。若い頃の保険料は非常に高いですから、これが出来れば子供としてはかなりハッピーです。

但し、いくつか注意点が有ります。

家族間の等級引継ぎを利用する場合の注意点

■等級引継ぎが出来る【家族の範囲】に注意する

等級を引き継ぐ時の「家族」の範囲は以下のように定義されています。

①記名被保険者の配偶者(内縁の妻含む)
②記名被保険者または配偶者の同居の親族

注意すべきポイントは赤字にした部分。「同居」のところです。まだ別居していない子供であれば、等級を引き継げる【家族】に該当しますが、既に別居してしまっている子供は、ここでは【家族】に該当しません。

よって、結婚して別世帯になる予定が有る子供に等級を引き継ぐなら、別居する前に車を購入して等級の引継ぎまでを実施しなければなりません。(就職して引越しする場合も同様。)

引継ぎのタイミングに注意して下さい。

■親の保険料は高くなる可能性が高い
家族間の等級引継ぎを行うと、子供は親の「高い等級」を引き継げますが、親は子供の「低い等級」を引き継ぐ事になります。(セカンドカー割引を適用しても7等級からスタート。)

従って、親世代の割引率は以前と比べると悪くなってしまうので、保険料も上がってしまう可能性が有ります。ここは子供の為を思って自分は我慢できるかどうかですね(笑)

ただ、家族間で等級を引き継ぐという事は、ほぼ子供が別世帯になる場合が多いと思うので、年齢条件の見直し等を行えば以前の等級と変わらない位の保険料になる事が多いです。

保険料

自動車保険の保険料において「年齢条件」が与える影響は非常に大きいです。元々「年齢条件なし」で契約していたものを⇒「30歳以上補償」に変更すれば、等級が下がったとしても、以前の保険料より安くなる可能性の方が高いです。

今回、紹介したパターンの人は是非是非自分で見積もりしてみて下さい。

■手続きがちょっと煩雑
家族間で等級を引き継ぐためには、セカンドカー割引を適用させたり、車両入れ替えを実施したりと、普段行わない手続きをしなければならないので、ちょっと煩雑です。(ここでも詳しい説明は割愛。)

ただ、保険会社に相談すればちゃんと手続きをやってくれるので、家族間で等級引継ぎしよう!と思ったらすぐに保険会社に相談して、手続きを進めてもらうようにして下さい。

「中断証明書」が有れば等級は10年保存できる

こちらもちょっとした豆知識。実は自動車保険の等級は「中断証明書」を発行して貰えば、原則10年は保存できます。生活費を節約するために、車を手放すという選択肢を取る人も多数いらっしゃると思いますが、必ず中断証明書は貰っておきましょう。

10年以内に家族の誰かが「車に乗りたい!」と言い出す可能性は捨て切れません。そんな時に10年以内であれば、親の等級を引き継げます。せっかくコツコツ上げてきた等級をフイにしてしまうのは勿体ないですしね。

中断証明書は本人だけでなく、配偶者・子供を含めた同居の親族が利用できます。

まとめ

今回の節約方法は「補償内容を狭める」という手法では無いので、特に問題は有りませんが、保険は「万が一、何か不足の事態が起こった時に不足資金を補う為」にあるものです。

よって、必要な補償を削って節約するのは間違いです。特に、交通事故の賠償金は2億円とか3億円の支払い命令が出ている裁判も有るので、必要な補償を削ってしまうと、とんでもない事態を生み出してしまう可能性が有ります。それこそ老後破産も有り得ますよ。

見直す所は見なおして、保険を掛けるべき所はしっかり掛けましょう。というわけで今日はこれで終了。今回の節約方法はかなり限定的だったので、また「自動車保険料の節約ネタ完全ver」を近いうちに書きたいと思います。

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