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Anyca(エニカ)の個人間カーシェアリングで車を貸してお金を稼ぐ!そのメリット・デメリット


この記事を読むのに必要な時間の目安: 21分ぐらい

エニカ

車の維持費ってかなり高いですよね。自動車税・重量税・車検代・ガソリン代・メンテナンス費用・駐車場代・ローン代などなど。車の維持費のせいで貯金ができないとか、毎月の生活が苦しいなぁ~と感じている人も少なからずいるのではないでしょうか。

そんな人にとって、救世主!?となるかもしれないサービスがAnyca(エニカ)の「個人間カーシェアサービス」です。以下、まずは簡単に「個人間カーシェアサービス」がどんなサービスなのか見ていきましょう。

なお、今回は車を貸す側の話です。また、何か注釈がない限りAnyca(エニカ)の事について書いていると思ってください。

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個人間カーシェアサービス(ソーシャルカーシェアリング)とは

カーシェアサービスと言えば、従来は「企業が提供する車を複数人がシェアする・借りるためのサービス」というイメージが一般的だったと思います。

カーシェアリングの料金徹底比較(時間帯別)

実際、従来のカーシェアリングサービスのおかげで、車を手放し、必要なときだけ車を使うことにより、毎月の生活費(維持費)の節約に成功している人も沢山いらっしゃるでしょう。

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しかし、今回紹介する個人間カーシェアサービスは従来のカーシェアとは違います。個人間カーシェアは、その名の通り“個人が所有する車を個人間で貸し借り出来るサービス”です。従来のカーシェアと決定的に違うのは「個人が手軽に車を貸すことが出来る」という点ですね。

当然、車を貸すわけですから、それに応じた収入を得ることが出来ます。言い方を変えれば、車を貸すことによって、従来全て自分で負担していた車の維持費を他人に負担して貰う事が可能になるという事です。(もちろん、浮いたお金で欲しかったデーブイデーとかパジャマを買うなど、自由に使って良いですよ。)

ちょっと生活苦しいから「車を手放そうかなー」と思っている人でも、自分が車を使わない日に個人間カーシェアサービスを上手く活用出来れば、車を手放さなくても済むかもしれませんね!

個人間カーシェアの市場規模・普及度は?

矢野経済研究所の「レンタカー&カーシェアリング市場に関する調査結果 2015」によれば、2014年のレンタカー市場規模が6,350億円(2013年比4.1%増⇒2020年には6,700億円の予想)。

一方でカーシェアリングの市場規模は2014年で154億円(2013年比45.3%増⇒2020年には295億円の予想)となっています。まだまだレンタカーを利用している人の方が圧倒的に多い状況ですね。

車を貸してお金を稼ぐ

更に言うと2014年であれば、カーシェアリングの市場を形成しているのは、そのほとんどが従来型の「企業が車を提供するタイプのカーシェアリングサービス」だと思います。普通に考えれば、2016年現在においても個人間カーシェアの普及度は【まだまだ×20乗】くらいの感じでしょうか。

ただ、SNSゲーム大手のDenaが2015年9月から「Anyca(エニカ)」を始めたので、DeNAが頑張ればもっともっと個人カーシェアの普及度が増していく可能性は有ります。

エニカが始まる前から存在している個人間カーシェアサービスとしては「カフォレ」が有名のようです。

以下は、サービス毎に現在登録されている車の数を調べたクソ大雑把な表です。(検索範囲が東京だけだったり、全国だったりバラバラですが、まだまだ全然普及してない事が分かれば良いです。)

■サービス普及度の目安

サービス名登録台数検索範囲
anyca(エニカ)400台以上2015年10月末データ
(公式サイトより)⇒東京中心。
cafore(カフォレ)361台2016年1月17日時点の「東京都」で登録されている台数を検索した結果
Greenpot(グリーンポット)約110件2016年1月17日時点の「全国」で登録されている台数を検索した結果

何回も書きますが、まだまだ全然普及しておりません。頑張れDeNA!

日経トレンディの2016年ヒット予測では個人間カーシェアサービス(紙面ではソーシャルカーシェアリングと書かれてます。)が第14位にランクインしています。(1位は当然ながら電力自由化の話)

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紙面によれば、Anyca(エニカ)の運営元であるDeNaは、2016年春までに登録台数を2,000台に、ユーザー登録数を5,000人規模に増やしたいそうです。

Anyca(エニカ)の基本

個人間カーシェアの概要が分かったところで、Anycaを利用して車を貸すにあたって知っておきたい基本的なところを紹介します。

登録に必要な情報

Anyca(エニカ)を利用して車を貸す場合、以下の情報の登録が最低限必要になります。

  • 住所・氏名・電話番号
  • 車検証の画像
  • 車の写真 等
気になるのは「車検証の画像」では無いでしょうか。ちょっとやだなーと思われるかもしれませんが、オーナーがその車の所有者であることの確認に加えて、車検の有る車かどうかを確認するために必須の情報です。

道路運送車両法第五十八条の規定により、車検切れの車は公道を走る事が出来ませんし、同法108条では罰金刑・懲役刑も規定されています。これは反則金制度では有りませんので、前科が付くはずです。

さっそうと走る車

更に、無車検走行は違反点数が6点加算(警視庁交通違反点数一覧表より)されますので、今まで違反したこと無い人でも一発免停を食らってしまいます。

従って車検が切れている車はNGなので、それを確認するためにも必須という訳です。その他の必要情報は説明会等でご確認ください。

Anyca(エニカ)の利用手数料(費用)

  • 会員登録費:無料
  • 月額会員費:無料
  • プラットフォーム手数料:10%
固定費が発生しない代わりに、売上の10%をプラットフォーム手数料としてDeNaに支払う必要が有ります。基本的には受け取った使用料から、自動的に10%引かれますのでオーナーの手間は有りません。

10%の手数料ってかなり安いような気がしますが、どうでしょうか。

受け取れる使用料・収入代金の設定

車を貸す時の使用料は、一定の上限範囲内である程度自分で自由に設定することが出来ます。貸し借りの時間単位の設定は、現状では最低12時間からです。

例えば、12時間の使用料は1万円、1日利用なら2万円などと設定することが出来ます。

ちなみに、2015年10月度の実績値で、東京都23区内で車を1回でもシェアした事がある人の平均受取金額は月約25,000円だそうです。

但し、先程も書いたように設定できる金額には一応上限が有ります。というのも、Anyca(エニカ)などの個人間カーシェアサービスで車を貸し借りするときの契約形態は「共同使用」という形態を取っているからです。

共同使用の定義は以下の通りです(エニカのQAより)

同一の自家用自動車を複数人で使用する形態です。
なお、2006年の道路運送法改正以前の道路運送法79条では、「自家用自動車を共同で使用しようとする者は、国土交通大臣の許可を受けなければならない」という条文が存在し、共同使用は許可制のもとで行われていました。2006年の道路運送法改正により、この条文に基づく許可制は廃止されました。

そして、同じくエニカのQAより「共同使用料を設定する上での注意点」という項目のところで以下のように書かれています。

クルマの共同使用契約の前提として、クルマの共同使用料は、クルマの実費がドライバーとオーナーとの間で按分される範囲内で設定されなければなりません。Anycaでは、クルマの購入金額、購入時走行距離、年間維持費を入力すると、オーナーのクルマに設定できる共同使用料の上限が表示されます。上限金額を超える共同使用料の設定、ドライバーへの請求は、会員規約に違反するのみならず、場合によっては法令に違反するおそれがあります。そのため、クルマの購入金額、購入時走行距離、年間維持費は、いずれも真正な情報(事実に基づいて)入力してください。Anycaでは、プラットフォームのポリシーとして、上限金額を超える共同使用料の設定を受け付けておりません。

小難しいことが書かれていますが、要はあくまでも契約形態が「共同使用契約」なのだから、本来かかるべき車の維持費を超えて使用料を設定したら基本的にダメって事です。

車を貸してお金を稼ぐ

つまり、Anyca(エニカ)は【共同使用によって本来発生する車の維持費を複数人で負担し合えるサービス】という事になります。なので、基本的には使用料を設定する時にAnyca(エニカ)側から上限が提示されますです。ハイ。

なお、ガソリンの使用料等々細かい料金設定に関しては「共同使用契約」で双方合意の上で取り決めを行っていくことになります。

料金の受取時期

使用料の受取時期は、クルマのシェア完了日が属する月の翌月の最終営業日です。

例えば2月20日にシェアが完了したとしたら、3月31日に料金が振り込まれます。完了基準ですね。

なので、月をまたいでシェア契約をした場合は、少し受取時期が遅くなる可能性は有ります。なお、振込総額が1,000円を超えるまでは振り込まれません(1,001円を超えると振り込まれる)。

車の受渡し方法

基本的には、対面して鍵を受け渡す事になるようです。待ち合わせ場所・時間などのやり取りはアプリのチャット機能で行います。

なお、エニカではスマホで車のドアの解錠・施錠が出来る「スマートキー」デバイスを無料レンタルしているようです。

車の鍵-スマートキー

車種によっては利用できない場合も有りますが、ほとんどのオーナーがスマートキーを採用出来るようになれば、いちいち対面する必要も無くなり、更に簡単に個人間カーシェアを利用できるようになります。

但し、やり取りが初めての人とカーシェアをする場合は、当然最初に車を貸すときは対面して、車の操作等を教える必要が有ります。

車を貸す側として個人間カーシェアを利用するメリット

メリットはAnyca(エニカ)のHPにも記載されていますが、以下の2つかなと思います。

収入が得られる

先程も書きましたが、2015年10月度の実績値でオーナーの平均受取金額は月約25,000円です。(東京都23区内で2015年1月度に1度でも車を貸した事がある人の受取平均額だそうです。)

お金

仮に、毎月25,000円も受け取ることが出来れば、年間では30万円です。場合によっては、任意保険や駐車場代などの車の維持費のほとんどを賄えるかも知れません。

カーライフコミュニティーを作れる

最近は、地域内でのご近所付き合いが無くなってきておりますが、Anyca(エニカ)を利用することで、今までは会話することが無かった人達と触れ合える事が出来ますので、独自のコミュニティというかご近所付き合いが生まれるかもしれません。

ご近所付き合い

学生時代の友人や職場の同僚などとしか普段接しない人にとっては、新たな出会いの場になるかもしれませんねぇぇぇぇ。

車を貸す側として個人間カーシェアを利用するデメリット

続いてデメリット。あくまでも私見ですが。

車が自由に使えない⇒影響小

基本的にカーシェアサービスは自分が使わないであろうタイミングで車を貸すので、車が使えなくて困るぅ~となることは無いと思うのですが、稀に「いま車が必要だけど貸しちゃってる!」みたいな事が起こる可能性が有ります。

まぁでも、影響は小さいですよね。

事故が起きた時の車の修理費用の問題・格落ち損の問題

Anyca(エニカ)を介して車を借りるドライバーは、車を利用するにあたって、東京海上日動の1日自動車保険(ちょいのり保険)への加入が求められます。(車両補償有りの1日1,500円のプランに入る必要が有ります。)

1日自動車保険の補償内容を簡単に紹介すると以下の通りです。

  • 対人賠償:無制限
  • 対物賠償:無制限
  • 車両補償:300万円(免責15万円)
対人・対物は無制限で、車両補償も300万円有りますので、基本的には十分な補償内容です。

しかし、事故後の車の修理費用が、全てすんなりと保険会社から支払われる訳では無いことは知っておいた方が良いでしょう。

事故車

実は、車両保険で支払って貰える保険金の額は「該当車両の時価(いわゆる市場価格)」と「車の修理費用」のうち、いずれか低い方の金額なのです。つまり、車両の時価を超える部分の修理費用は基本的には出ません(*1)

*1 任意保険の特約を付けていれば補償して貰える事も有りますが、その場合は自分の保険を使わざるを得なくなります。また、1日自動車保険では上記説明と少し違う部分が有りますのでこちらのQA参照。

また、仮に満額の修理費用を支払って貰ったとしても、事故による減価額いわゆる「格落ち損」の全てが補償される訳では有りません。格落ち損は将来車を売る時に影響してきます。

要は、事故のせいでリセールバリューが下がってしまう可能性が有るが、その部分が全て補償されるとは限らないという事です。

格落ち損により失うお金

この辺りは「共同使用契約」を結ぶ時に、事故を起こした場合の責任負担について厳密に取り決めを交わしていれば、金銭的にはカバー可能だと思います。

しかし、金銭的以外の部分が全てカバーされる事は有りませんよね。(ex 事故を起こされた事による精神的なモヤモヤ感とか、何となく今までと違う感とか、この塗装ちょっと違う感とか。)

そもそもカーシェアで車を借りる人は、普段日常的に車を運転していない人が多いですから、事故を起こすリスクは普通のドライバーよりも高いと認識しておく必要は有るでしょう。

車両盗難は1日自動車保険の補償範囲外

一応書いておきますが、ここでいう車両盗難はドライバーが車を持ち逃げする場合を指しているのではなく、ドライバーが車を使っている時に、他の悪い人が車を盗む場合の事を書いています。

STOP THE 自動車盗難 自動車盗難の現状によれば、2014年度の自動車盗難認知件数は16,104台です。車のセキュリティー技術の向上により、年々盗難件数は減ってはいるものの、今でも1日30台程度は盗難されていると思います。

車の盗難

そして、残念ながらAnyca(エニカ)のドライバーに加入が求められている1日自動車保険は【車両盗難は補償範囲外】のようです。つまり、1日自動車保険から車両盗難に対する保険金が支払われる事は有りません。車両事故による修理とかは補償されますけどね。

対策としては、車両オーナーが自前で車両保険に入っておけばOKとも言えますが、運転者範囲を限定している場合には、それを解除する必要が有るので、任意保険の保険料が上がってしまう可能性が有りますし、自分の保険を使えば等級ダウンのせいで翌年度以降の保険料が上がってしまう可能性が有ります。

そのため、先程も書いたように「共同使用契約」を結ぶ時に、車両が盗難された場合の金銭負担についてしっかりと明記しておくのが現実的な対策かなとは思いますが、そのドライバーが買替費用やローンの全てを一括で支払えるとは限りません。

現実的に考えれば、お金が無いからカーシェアで車を借りようと思う人が多いと思いますし。

結局、そのせいでしばらくの間マイカーが無い状態に陥ってしまう事も有り得ます。車両盗難は、交通事故より発生件数が少ないので実際に盗難される可能性は低いですが、そういうリスク・デメリットも有ると認識しておいた方が良いでしょう。

運転の仕方による悪影響

あと、これも車を貸す以上は仕方の無いことですが、運転が粗い人に車を貸すと、確実に消耗品の交換サイクルは早くなりますし、修理費用は増えると思います。

運転

また、変な癖が付いてしまう可能性も有るでしょう。月1回・2回程度貸したからと言って、悪影響が出ることは無いと思いますが継続的にカーシェアを利用する際にはその辺りも考慮しておいた方が良いでしょう。

まぁ、貰える収入以上の問題が発生することは無いと思いますけど。

継続的に稼ぎたいなら相応の努力が必要

知らない人に「車を貸す」って、かなり不安です。

しかし、それと同じように「車を借りる」側もめっちゃ不安です。オーナーが怖いやつだったらどうしようとか、嫌なやつだったらどうしようかな~と思うはずです。

で、双方の不安を解消するためにAnyca(エニカ)にはレビュー制度が有ります。車を借りた人は「このオーナーはどんな人なのか?車はどんな状態だったか?」などをレビューに書き込みます。

レビュー

ででで、恐らく、というか確実にAnyca(エニカ)が普及したら「如何に良いレビューを沢山獲得出来ているかどうか?」がAnyca(エニカ)で継続的に稼ぐ為のポイントになってきます(他のサービスでも同じですけど。)

仮にAnyca(エニカ)が普及すれば、同じ地域に同じ価格で借りれる同じ年式・同じ色etcの新型プリウスが20台・30台と現れても不思議では有りませんよね。そうなってくると、車を借りる側としては「レビューの評価」を元に誰から借りるか?を決める以外の手段が無くなります。

もちろん、誰から借りるか?に関しては他にも要因は有ると思いますが、分かりやすくするために限定的に書いています。

反対に、良いレビューが豊富に有れば、多少価格を高めにしても借りてくれる人は沢山出てくるでしょう。

良いレビューをゲットするためには「乗車前の車の説明を丁寧にする」「車の受取場所や時間に融通を効かせる」「質問などへのレスポンスを素早く行う」などなど、ある程度の努力が必要になってきます。

その努力が出来ない場合には、Anyca(エニカ)が爆発的に普及した時に継続的に稼ぐのは中々難しいかもしれません。

まぁ、そもそも爆発的に普及するのかどうかも分かりませんけどね(*´ω`*)

まとめ

techcrunchの記事によれば、上海ではAtzuche.comが同種サービスを提供しており、サービス開始後1年で登録ユーザー数100万人、登録台数3万台を突破し、その数はまだまだ増え続けているようです。

高級車

こういうのを見ると、日本でも普及するかも!とも思いますし、いやーやっぱ日本では流行らないんじゃない?とも思います。正直、どうなるかは分かりません。

ただ、まぁもし車を貸す側として参加するのであれば、早い段階で参加してレビューを稼いどいた方が良いのは間違いないかもです。

オーナーへの説明会は関東を中心に開催されていますが、登録自体は全国受け付けているようなので興味の有る方は登録してみても良いんじゃないでしょうか。流行るかは分からないけど。

Anyca(エニカ)のオーナー向けサービス説明会日程を見る方はこちら

何かトンチンカンな事かいてたら教えて下さい。今日はこれで終わり。

ちなみに、自分が使っている駐車場を貸して維持費を節約するという方法も有ります。詳細は下記記事で。
akippa【あきっぱ】の空き駐車場貸出で車の維持費を節約

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