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学資保険の返戻率をその他の投資方法と比較!学資保険は必要ない!?


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学資保険よりも、もっと効率の良い貯蓄方法は有るのか?子供の教育費用を準備する親にとって、気になるのはここですよね。

貯蓄するには、当然元手となる資金が必要となります。なるべく、元手となる資金を少額に抑えて、リターンを大きくしたい。このように考えるのは、当たり前だと思います。

そこで、今回は「学資保険でお金を貯める」のと、「その他の投資方法でお金を貯める」のと、どっちが効率が良いのか見て行きたいと思います。

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学資保険の返戻率を利率に換算

各保険会社の学資保険は「利率」ではなく、「返戻率」で貯蓄性を表わしています。

返戻率とは、支払う保険料総額に対する受け取る学資金総額の割合(%)を言います。

学資保険をその他の貯蓄方法と比較するには、「返戻率」を「利率」に換算した方がわかりやすいかと思います。普通預金などは、各商品の利率を見て、どの商品が優れているか判断しますよね。そのため、学資保険も同じ土俵に立って貰いましょう。

ちなみに、2015年7月現在の学資保険の返戻率TOP3のプランは、以下のようになっています。

学資保険ランキング

3つのプランともに、契約者30歳、子供0歳、そして保険料は月払いでの返戻率となっています。

また、少し条件が異なる部分は、みらいのつばさ(ジャンプ型)が保険料の払い込み期間が17年で、他の2つは、払い込み期間が18年となっています。

契約条件が異なると、返戻率は変化します。

上記の表から、学資保険の返戻率は、およそ110%の商品が貯蓄性の高い商品である事がわかります。

この返戻率110%を利率に換算すると、どうなるか見てみましょう。

返戻率110%を利率に換算すると

ニッセイの学資保険を例にとって、18年後に300万円を目標に毎月12,620円積み立てていく場合の利率を1年複利で計算してみます。

利率計算には、「知るぽると」の積み立てシュミレーションを利用しています。

計算条件

この条件で、積立額を計算すると、以下のようになります。

学資保険積立結果

学資保険は預金とは違い、利息に相当する支払保険料と受取学資金の差額に対して税金が掛からない場合が多いです(差額が50万円以上なら所得税が掛かります)。そのため、上記表の利息は税引前となっています。

このように、返戻率110%の学資保険の利率は、「1~1.1%」となります。

それでは、この利率「1~1.1%」を用いて、他の貯蓄方法と比較していきましょう。

個人向け国債で運用した場合と比較

本当は個人向け国債で、ニッセイの学資保険と同じ期間である18年物が買えたらいいのですが、個人向け国債は最大10年なので、10年ものの金利(変動10年)と比較します。

現在、募集期間中(平成27年7月6日~7月31日)の変動10年国債の利率は「0.34%(税引前)」です。変動金利なので、半年ごとに利率は見なおしされます。将来の事は分かりませんが、現時点では学資保険の方が、利率的には高いですね。

インデックス投資で分散投資と比較

では、続いて国債だけでなく、株式等にも投資した場合と比較するとどうなのか?を見て行きましょう。

個別銘柄に投資する場合やアクティブ型の投資信託で運用する場合も有ると思いますが、ココではやはり、インデックス投資で学資保険と同程度の期間運用したらどうなるのか?を見ていきます。

なお、将来の株式市場等がどうなるかは分からないので、過去の投資結果との比較になります。

おっさん疲れてきたので、竹川美奈子さんの著書から引用させてもらいます。資産配分は以下の通り。

資産配分

3パターンの資産配分で、1993年12月末から2012年9月末まで18年9ヶ月にわたり、毎月2.3万円を投資していたら、どうなっていたか?の結果がこちら。(投資元本は合計で517.5万円です。)

本当は期間をズバッと18年にしたほうが良いんでしょうが、おおむね18年なので、このまま行きます。

投資結果
(出典:竹川美奈子著・かんき出版「金融機関がぜったい教えたくない 年利15%でふやす資産運用術 P155,156」より)

ポートフォリオ①:631.3万円(元本比:122%)(年利換算:約2%)
ポートフォリオ②:667.6万円(元本比:129%)(年利換算:約2.6%)
ポートフォリオ③:708.9万円(元本比:137%)(年利換算:約3.2%%)

という、結果になりました。後ろの括弧書きは投資元本に対する受取率と、年利に直すとどれくらい率が付いてるか。利息などは全て再投資したと仮定した場合です。

なお、この結果は非課税の場合ですので、確定拠出年金とかNISAなどの非課税口座以外で運用したと考えると、結果はもう少し悪くなりますが、それでも学資保険より回収率は高いです。

とは言え、投資信託は元本保証では有りませんので、投資する時期がイマイチな相場だったら、マイナスになる可能性は当然有ります。が、長期国際分散投資をしていれば、これくらいの結果は十分ありえると考えて良いでしょう。

まとめ

というわけで、簡単な比較となりましたが、学資保険は現状個人向け国債と比較すれば、有利な貯蓄方法と言えます。一方で、自分で投資する場合と比べると利回りは低めです。

と言っても、自分で投資する場合は将来の株式市場がどう動くか?によって変わるので、あくまでも予想でしか無いですが。

それぞれ、メリット・デメリットが有りますので、自分の生活状況や当面のお金の必要性などを考えて、適切に資産を配分していくのが良いでしょう。

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