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dポイントカードのデザイン

DCMXがdカードへ変更!改悪か?改善か?ポイントなどの変更点について解説


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クレジットカード

ドコモが発行しているクレジットカード「DCMX」が「dカード」へと変更されました。また、クレジットカードの名称変更だけでなく、ポイント制度などの名称や内容も大きく変化しています。

ドコモユーザー(携帯契約数)は6,000万件以上と多くの人が変更点について気になっているのではないでしょうか?

そこで、今回は「DCMX」から「dカード」へと制度改定が行われる中で、どのような変更点が有るのかについて見ていきたいと思います。

Dカードの公式サイトはこちら

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まず名称の変更について

制度改定によって、クレジットカードやポイントなどの名称が変更されます。

項目変更前変更後
クレジットカードDCMX
DCMX GOLD
DCMX mini
dカード
dカード GOLD
dカード mini
獲得するポイントDCMX利用ポイント
ドコモポイント
dポイント
オンラインモールDCMXポイントUPモールdカードポイントUPモール
会員制度ドコモプレミアクラブdポイントクラブ
ログインIDdocomo IDdアカウント
各種案内の
メールアドレス
info@dcmx.jpinfo@d-card.jp

名称がガラッと変わるので、戸惑いを覚える人も出てくるはずです。まぁ、おそらく制度が移行してから少しの間は、暫定的に旧制度の名称もサイトや店頭で表示されるかと思いますが。

いずれにせよ早く新しい名称を覚えて慣れる必要が有りますね。とりあえず、名称の先頭に「d」が付くと考えて良いかと思います。

なお、DCMX会員で迷惑メール対策を施している人は、各種案内の新メールアドレスを新たに登録する事をお忘れなく。

dカードはいつから?

DCMXカードは11月19日まで新規発行・更新手続が行われていましたが、11月20日以降からは新規・更新ともにdカードが発行されています。

また、獲得ポイントに関しては、DCMX利用ポイントが12月請求分(10月16日~11月15日利用分)までとなっていて、1月請求分(11月16日~12月15日利用分)からdポイントへ変更されます。

なお、12月以降もDCMXカードの利用は可能で、獲得するポイントは「dポイント」となります。

これまで貯めてきたDCMX利用ポイントは、2015年11月12日までに移行手続きを完了していなければ、dポイントへ移行する事は出来ません。ポイント有効期限内にDCMX交換商品等との交換を忘れないようにして下さいね。

その他、dポイントクラブのサービス提供は12月1日からとなっています。

dポイントカードは12月1日から利用可能

dポイントカードとは、pontaカードのようにdポイント加盟店で買い物の際にレジに提示すると、dポイントが獲得出来る入会金・年会費無料のポイントカードの事を言います。dカードと名称が似ているため混同しやすいかと思いますが、dポイントカードにはクレジット機能は有りません(iDも非搭載)。

dポイントカードの最大の特徴は、ドコモユーザー限定ではなく、誰でも利用する事が出来る点です。お店の立場からするとdポイントに加盟すれば、日本人全員をマーケット対象に出来ます。そのため、dポイント加盟店は必ず増加するでしょう。そうなれば、よりポイントを貯めやすく、そして使いやすくなり、利用者にとって大きなメリットが生まれる事になります。

ポンタポイントとの相互交換も可能になりますねぇ。

因みに、dカード(DCMXは除く)はdポイントカード機能も搭載されているので、1枚で提示ポイントと決済ポイントを獲得する事が出来ます(二重取りが可能)そのため、dカード会員はdポイントカードを持つ必要は有りません。

dポイントカードは、12月1日からドコモショップやローソンなどのdポイント加盟店にて配布する予定となっています。利用するには、カード番号などを登録サイトで入力する必要が有ります。

DCMXからdカードへ切り替えは必要?

現在、所有しているDCMXカードは、新制度へ移行したとしてもクレジットカードの有効期限までそのまま利用可能です。また、獲得出来るポイントもdポイントとなります。

還元率等もdカードと同一ですので急いで切り替える必要は有りませんが、DCMXカードをそのまま利用した場合のデメリットが一つ有ります。

そのデメリットは、dポイント加盟店でDCMXカードを提示しても提示によるポイントを獲得出来ない事です。提示によるポイントを獲得するには、dポイントカードを提示する必要が有ります。そのため、財布にはDCMXカードとdポイントカードの2枚を常に入れておかなければならなくなり、また加盟店でクレジット決済する場合は2枚出さないといけなくなります。これはかなり面倒。

dカードなら提示も決済も1枚で済むので、スマートに利用する事が出来ます(iDも引き続き搭載)。

dカードGOLD入会キャンペーン

また、DCMXからdカード GOLDへアップグレードする場合は、入会キャンペーンの対象となりdポイントやiDキャッシュバック(GOLDの場合のみ)を貰う事が出来ます(期限は2016年3月31日まで)。

切り替えに必要な時間は2,3分なので、dカードへ切り替えてしまっても良いかなと思います(切替手数料は無料)。

カードのデザインについて-dポイントカードは少しださい・・・

dカードのデザインは、DCMXと比較するとシンプルな仕上がりとなっています。画像を見て貰った方が早いですかね。以下のような感じです。

DCMXとdカードのデザイン

DCMXでは国際ブランドの表示が貼り付けたような感じだったのですが、dカードではデザインにしっかり馴染んでいるので良い感じになっているのではないでしょうか。

そして、今回新たに発行されるdポイントカードのデザインは、個人的な感想ですが「少しださい・・・」かなという印象です。

dポイントカードのデザイン

ポイントをしっかりと貯めてくれれば良いので、デザインに関しては気にしないでおきましょう。

因みに、DCMXでは単独のiDカードも発行する事が出来ましが、dカードではクレジットカードとの一体型のみの発行となります。

ポイントの付与計算方法が変更

還元率は1%と変更は有りませんが、ポイント付与の計算方法が変更されます。

項目DCMXdカード
計算のタイミング1ヶ月の請求ごと利用ごと
計算単位1,000円で10ポイント100円で1ポイント

どちらの方法でも端数は切り捨てられる事になります。1ヶ月単位で考えると、DCMXでは最大で999円が切り捨てられ、dカードでは1回の利用で最大99円の切り捨てが生じ利用回数分積み上げられていく事になります。

どちらが損をするのか?発生する端数や利用回数で異なりますが、一般的には利用ごとにポイント付与計算をした方が損をする事になります。そのため、ポイント付与計算に関しては少しばかり改悪されていると言えます(微妙な差ではありますが)。

dポイントは「1ポイント=1円(税込)」の換算に変更

DCMX利用ポイントをdマーケットなどで「1ポイント=1.08円(税込)」で利用していた人は多かったのではないでしょうか?ところが、今回dポイントへの変更に伴い「1ポイント=1円(税込)」とポイント換算率が8%下がる事になります。

例えば、1,080円の物をポイントで購入しようとした場合、以前は1,000ポイントで済んでいましたが、これからは1,080ポイントが必要になります(80ポイント多く必要)。

また、ドコモポイントもdポイントへ変更となるので、同じように1ポイントの価値が下がります。しかも、2015年度に獲得したドコモポイントは2015年11月25日以降にdポイントへと自動的に移行されてしまいます。11月末まではドコモポイントとして利用出来るので、携帯の機種変更などを考えている人はドコモポイントとして消費しておいた方が得策です(注意喚起遅っ)。

2014年度以前に獲得したドコモポイントは、引き続きドコモポイントとして利用出来ますが、1ポイントの価値は1円(税込)となります。

ポイントの有効期限は長期間に

dポイントの有効期限は、ポイント獲得から48ヶ月となります。クレジットカードのポイントの有効期限としては、かなり長期間の設定です。これだけの期間が有れば、無理な消費をせずにじっくりとポイントを貯める事が出来ますね。

dポイントへ移行するDCMX利用ポイントとドコモポイントの有効期限は以下の通りでした。

  • DCMX利用ポイントの有効期限・・・ポイント付与から2年間
  • ドコモポイントの有効期限・・・1年度内(例:2014年4月~2015年3月)に獲得したポイントごとに有効期限が決まり、その期間は38ヶ月~50ヶ月

ドコモポイントの有効期限が少しわかりにくいかと思いますので、図も載せておきますね。

ドコモポイントの有効期限(出典:ドコモ報道資料)

一部のドコモポイントでは有効期限が1、2ヶ月短くなっていますが、全体的には長くなっています。

ドコモプレミアクラブがdポイントクラブに変更-ステージ制度が一新

ドコモユーザーだけ利用出来た「ドコモプレミアクラブ」が、全ての人が利用可能な「dポイントクラブ」へと変更されます。これを受けてポイント優遇制度など色々と変更が行われていますが、端的に言うと「改悪」と言ってしまっても良いかもしれませんね。

ステージが6種類から4種類へ

6種類有ったステージが、4種類へと減少します。そして、ステージの判定基準も変更されています。その内容は以下のような感じです。

ステージの種類と判定

*1 判定基準の年数は、ドコモ携帯の継続契約年数を表わしています。また、ステージの判定期間は、dポイント獲得数が5月末と11月末の直近半年間のポイント獲得数となり、ドコモ携帯契約期間は11月末と5月末時点での判定となります。なお、dカードを契約・解約した場合は即ステージに反映されます。

ドコモユーザー以外もクラブ会員になれるので、ステージ判定基準が複数設定されています。いずれかの基準を満たせば、当該ステージの会員となります。例えば、ドコモ以外の携帯ユーザーでdカードを契約しdポイントを3,000p以上獲得した人は、ポイント獲得数がステージの判定基準となり「シルバーステージ」となります。

ポイント優遇制度

ドコモプレミアムクラブでは、携帯の長期契約者やDCMXカードの契約者、指定有料サービス契約者に対してドコモポイントを優遇していました。そのため、ドコモユーザーでDCMXを利用している人は多いのではないかと思います。しかし、dポイントクラブになる事で、ポイント優遇制度は長期契約のドコモユーザーやDCMX・dカード契約者にはドコモプレミアクラブと比較すると厳しい内容の物となります。

以下の表は、ドコモプレミアクラブでのポイント優遇の内容です(携帯利用金額1,000円ごとに貰えるポイント数)。

ドコモプレミアムクラブポイント

契約期間が長ければ長いほど、携帯利用料金に対して貰えるポイントが多くなっていました。グランプレミアステージ(契約期間15年以上)では、1,000円につき25ポイント(還元率2.5%)も付与されていたんですね。

さらに、DCMXを契約していれば追加でポイントが付与されていました。3rdステージ以上(契約期間8年以上)であれば、1,000円につき20ポイントも加算され、合計で35ポイント(3.5%)から45ポイント(4.5%)もポイントを獲得出来るとても還元率の良いポイント優遇制度でした。

ドコモユーザーがDCMXを契約する大きなメリットとなっていたわけです。

ところが、dポイントクラブではこれらのポイント優遇制度はほぼ無いに等しい状況になってしまいます。とりあえず、新たなポイント優遇制度を見ていただきましょう(携帯・ドコモ光の利用料金1,000円ごとに貰えるポイント数)。

dポイントクラブの優遇制度

レギュラーステージからシルバーステージまで軒並み1,000円につき10ポイント(還元率1%)となっています。新規の人でも15年以上契約している人でも還元率は1%、dカード(DCMX)を契約しててもしてなくても還元率1%です。

還元率1%は決して悪い数字では有りませんが、やはり以前の制度と比較すると残念の一言となってしまいますよね。

因みに、携帯料金の支払いにdカードを利用してもポイントが付与されない点は変更なしです。携帯料金をクレジットカード払いにするなら、その他のクレジットカードを設定しましょう(ステージごとのポイントは貰えます)。

ただし、dカード(DCMX)GOLD(ゴールドステージ)は1,000円で100ポイント(還元率10%)と優遇内容が維持されています。携帯・ドコモ光利用料金に対してたくさんポイントが欲しいなら、dカードゴールドを契約して下さい、という事なのでしょう。

dカードGOLDの年会費は10,800円(税込)です。この年会費をdポイントクラブのゴールドステージの還元率10%でカバー出来れば、十二分に申し込む価値が有ります。では、年会費をカバー出来る携帯・ドコモ光利用料金はいくらか見てみましょう。

dカードゴールドの公式サイトはこちら

dカードの年会費は初年度無料で次年度以降は1度でもカードを利用すれば無料になります(利用が無ければ1,350円)。以下の比較は年会費無料として考えています。

dカードGOLDの比較

携帯・ドコモ光の利用料金が年間12万円(月間1万円)であれば、dカードとdカードGOLDの獲得ポイントの差が年会費10,800円に相当する10,800ポイントとなります。

月間1万円以上携帯・ドコモ光の料金の支払いが発生するのなら、dカードGOLDを契約した方が良いかと思います。前述しましたが、dカードゴールドの入会またはDCMXからdカードGOLDへのアップグレードには、最大16,000円分還元キャンペーンが行われています。

その他クーポン特典などについて

dポイントクラブの開始にあたって、DCMX(iD)やdカード(iD)、DCMXmini、dカードminiを2015年12月1日から2016年5月31日の間に利用した会員に、ステージに応じてdポイントが贈呈されます。

ステージdポイント
レギュラーステージ500ポイント
ブロンズステージ1,000ポイント
シルバーステージ3,000ポイント
ゴールドステージ3,000ポイント

また、ステージごとに利用出来るクーポン特典もドコモプレミアムクラブ同様に用意されています。内容は少し充実しているのかなぁという印象です。

クーポン特典(出典:ドコモ報道資料)

dカードminiでポイント(0.5%)が貰える

iD専用のDCMXminiは、買い物時に利用してもポイントは付与されませんでした。一方、dカードminiは同じくiD専用ですが、利用ごとに200円につき1ポイント(還元率0.5%)が付与されます。

dポイント加盟店では、dポイントカードも提示すると提示ポイントも貰えます。

限度額は1万円/月、年会費は無料です。おサイフケータイ機能の有るドコモ携帯で有れば利用出来ます。

まとめ

DCMXがdカードになり、色んな点で変更が行われています。一番大きな影響を受けるのは、ドコモユーザー(かつDCMX契約者)でしょうか。dポイントクラブ(旧ドコモプレミアクラブ)のステージごとのポイント優遇が無くなったのは、DCMXのメリットを完全に消してしまう内容です。

ドコモユーザー(かつDCMX契約者)にとっては、クレジットカードを変えるかdカードGOLDにアップグレードするか、決断が迫られる事になるでしょう。

Dカードの公式サイトはこちら

今日はお疲れ様でした。

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