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伝統文化

人間国宝になったり、文化勲章を貰うと国から貰えるお金・助成金の額


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伝統文化

人間国宝について調べていたら、市川海老蔵さんの「俺は人間国宝だ。国から2億円貰っている。」という発言が目に飛び込んできました(かなり古い話ですが)。

人間国宝になったらそんな大金が貰えるのか?と気になって、「人間国宝」と「お金」についてちょっと調べてみました。

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そもそも人間国宝とは

人間国宝とは、芸能や工芸といった日本の伝統文化において、文部科学大臣から「重要無形文化財(無形文化財のうち重要であると指定された物)」として認定された個人の通称を言います。

■無形文化財
演劇、音楽、工芸技術その他の無形の文化的所産で我が国にとつて歴史上又は芸術上価値の高いもの

引用:文化財保護法第2条1項二号

このように法律で定められているんですね。「人間国宝」は通称であると書いたように、文化財保護法には「人間国宝」という文言は一切出てきません。

表彰されるのは人ですが、法律の趣旨は「文化」や「わざ」そのものを称えて保存・保護する目的で指定されます。

そのため、文化・伝統を支えて活動している団体に与えられる場合も有ります。

人間国宝に認定された人数・団体数

wikipediaによると、人間国宝の制度が始まった1954年から2014年10月までに人間国宝に認定された人数・団体数は、のべ350人(実人数は347名)・27団体です。

複数の分野で人間国宝として認定された人もいるため、「のべ人数」と「実人数」で表わしています。

人間国宝に認定された人が死亡した場合には、重要無形文化財の認定は解除されます。2014年10月時点で御存命で認定を受けている人数は、のべ117人(実人数は116名)です。

■主な人間国宝

  • 二代目 中村吉右衛門(歌舞伎 立役)
  • 二世 野村万作(狂言)
  • 山勢松韻(箏曲)
  • 青木鈴慕(尺八)等

人間国宝に認定されるとお金が貰える?

で、この記事を書く動機となった市川海老蔵さんの発言の真偽ですが、彼は人間国宝でもなく、国から2億円も貰っていません(このような発言の意図は不明です)。

海老蔵さんの話は置いておいて、人間国宝になったら国からお金が貰えるのは事実です。

その額は年間200万円です。

ただ、人間国宝として認定されたのは、個人ではなく、個人の携わっている文化・伝統・わざなので、貰ったお金を私用に使う事は出来ません。後継者の育成など、その文化を後世に継承していく為に使用するのが目的の「特別助成金」となります。

国から貰う助成金や補助金は、その用途に沿って使用しなければならず、各省庁の長への報告義務が有ります(補助金適正化法)。

人間国宝の特別助成金も例外ではなく、報告義務が有るはずです。ただ、人間国宝の助成金に上記補助金適正化法が適用されるのかまでは、ちゃんと調べてないので自信ありません千円。

また、補助金の使用方法が適正でない場合には、是正勧告を受け、これに従わない時には助成金は取り消されます。この事由が、文化財保護法に規定されている「重要無形文化財の指定の解除」のその他特殊な事由に該当するのかは不明です。

人間国宝になる近道は

陶芸

今から人間国宝を目指すなら、一体何が一番近道になるのでしょうか。

過去に人間国宝として多く認定されているのは、芸能分野では「音楽」や「能楽」、工芸技術分野では「染織」や「陶芸」などです。

音楽と言っても、「琵琶」「尺八」など古くから伝わる楽器を極めた人に与えられるようですね。能楽は世襲感が有るので、狙うなら音楽か染織、陶芸といった所でしょうか。

まぁ、狙ってなるものでは無いですが笑

【参考】その他の賞

人間国宝以外にも芸能・文化等に秀でた人に与えられる賞がいくつか有ります。

■主な賞

  • 文化勲章
  • 日本芸術院賞
  • 褒章 等

文化勲章

文化勲章は文化功労者の中から毎年約5名が選出されます。文化勲章の授与とは関係なく、文化功労者に選ばれれば、選出された年から年間350万円が年金として終身制で支給されます。

例外として、アポロ11号の船長ニール・アームストロングと船員2名は、文化勲章のみを受賞しています。

■主な文化勲章受賞者

  • 丸谷才一(小説)
  • 山田洋次(映画)
  • 高倉健(映画)
  • 天野浩(半導体工学) 等

なお、文化功労者は「プロ野球で活躍した長島茂雄や王貞治」また「アニメーション映画監督の宮﨑駿」など幅広い分野から選出されています。

日本芸術院賞

日本芸術院賞は、芸術(美術・音楽など)に秀でた人を優遇し顕彰する国の機関である日本芸術院が授与する賞です。受賞すると賞状とともに「賞金100万円」が贈られます。

さらに、日本芸術院賞受賞者は、そのほとんどが日本芸術院会員に選出されます。会員に選出されれば、年間250万円の年金を終身で受け取る事が出来ます。ただし、日本芸術院会員の定員は「120名」なので、必ずしも会員になれるわけでは有りません。

■主な日本芸術院賞受賞者

  • 九代目 松本幸四郎(演劇)
  • 三代目 中村橋之助 (歌舞伎 立役)
  • 寺池静人(陶芸)
  • 馬越陽子(洋画) 等

褒章

褒章には「紫綬褒章」や「紺綬勲章」など6種類あります。

一番ハードルが低いのは紺綬褒章でしょうか。紺綬褒章は公的機関に個人なら500万円以上、法人なら1,000万円以上を寄付する事が条件です(金銭的にかなり余裕が必要ですけどね)。

ちなみに、ふるさと納税しまくると「紺綬勲章」貰えるみたいです。スラムダンクの作者「井上雄彦さん」が、ふるさと納税で「紺綬勲章」を貰った!という記事が有りました。

ふるさと納税で紺綬褒章 所得2億5千万なら負担なし

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まとめ

文化功労者や日本芸術会員になれれば、年間350万円又は250万円もの年金が貰えるんですね。日本の平均年収が約400万円ですから、十分過ぎる額です。

文化功労者は分野が幅広いので、人間国宝や日本芸術会員よりも選出される可能性は高そうです。選出されるには、当然何か突出した才能・技術・知識が必要になるわけですが。もし、狙うとしたらあなたはどの分野を極めますか?

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