節約投資のススメ

投資はギャンブル?インフレが続く現状では投資をしないことがリスクかも。


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投資とギャンブル

この記事は完全に自分への戒めです。お前、今頑張らないでいつ頑張るねん!という自分への戒めです。というわけで大半の人はスルーでOK。

投資はギャンブル?典型的な日本人の考え方

日本銀行の資金循環統計(2014年第3四半期速報)によれば、日本の家計の金融資産は以下のようになっています。

資産内訳2014年9月末残高(兆円)構成比率
現金・預金87052.6%
債券281.7%
投資信託865.2%
株式・出資金1569.4%
保険・年金準備金44426.8%
その他704.2%
金融資産合計1,654100%

金融資産合計が1,654兆。2013年9月末時点では1598兆円でしたから、1年で個人金融資産が56兆円増えた事になります。これはアベノミクスによる株高、NISAスタートなどによる影響で株式や投資信託が増えたんでしょうね。

そして、それよりも目を引くのが「現金・預金」の構成比率です。金融資産合計1,654兆円のうち、現金・預金の残高は870兆円でその構成比率は何と全体の52.6%となっています。家計部門の約半分のお金が投資には回らず、銀行のお世話になってるって事ですね。

このデータだけを見ても、日本人は投資があまり好きじゃない事、好ましいものを思っていない事が分かります。また、株式会社野村総合研究所が2014年6月に行った調査(NISA(少額投資非課税制度)の利用実態調査)によると、投資はギャンブルであるというイメージを持っている人が23.7%も居る事が分かっています。

投資のイメージ

これは複数回答可能形式で「投資」に対するイメージと「NISA」に対するイメージをそれぞれ回答してもらったものです。今回は左側の「投資」のイメージを見てください。

また、「リスクが高い」が39.1%、「素人には難しい」が38.6%となっており、一般の人からすると「投資」はかなり危険なイメージがつきまとっておりギャンブルと同視している人も多い事が分かります。それが「現金・預金」残高構成比率50%超の原因となっているんでしょうね。

リスクが高いとか言っている人に限って競馬とか競艇とかパチンコなどの「ギャンブル」をやっている事も有るので、そのへんどう思ってるんだ・・・!と小一時間問い詰めたいですが笑

あとは、投資のイメージ第3位「お金に余裕がある人向け」が38.5%となっている事も目を引きます。僕も同じような状況ですが、保険料払って、年金払って、食費払ってetcしているとどうしてもお金が貯まらないという人も多いと思います。

平成25年分民間給与実態統計調査結果によれば日本人の平均年収は414万円なので、実際投資する余裕が無いという人も多く存在しているのは事実でしょう。ただ、そうは言っても投資に資金を回さないと後述するように中々資産形成は上手く行きません。

凡人がお金持ちになるには、倹約して投資するのが一番堅いでも書いていますが、お金持ちの人でもきっちりと倹約しているという統計が出ています。(アメリカのデータですけど、日本もそう変わらないはず。)

いや、むしろ倹約したからこそお金持ち(老後の生活が心配ない位の資産保有額)になれたのだと思います。というわけで、僕も頑張りますのでこの記事を読んでるお金無い人は一緒に頑張りましょう。

となりの億万長者

なぜ変わる?投資とNISAのイメージ

わざわざセクション区切って書くことでも無いのですが、先ほどのデータを見るとNISAも同じ投資なのに軒並み「投資」全般に対する意見よりも「NISA」に対する意見は好意的なものが多くて面白いですね。

「少額から始められる」なんかは「投資」の方では7.3%、「NISA」の方では25.3%とかなり差が開いています。やっぱりCMとか結構打ち出してるからイメージ変わるんですかね。あとは、投資に対するイメージの方にはFXとかのイメージも入ってるかなーとか思いますけど。

投資をしないことがリスクになる時代が来る?

これはどの書籍を読んでも書いていることですが、今の現状(現金・預金の構成比率が50%以上という状況)は結構リスクだと言われています。というのも、アベノミクスにより長期金利が低空飛行を続けている中で、物価上昇率は2%という目標が設定されているから。

基本的に物価上昇率が下がっている局面(デフレ)の場合だと、タンス預金にしていようが銀行に定期預金をしていようが、「金利>物価上昇率(デフレなので下落)」となるので、貨幣の購買力は少しずつですが上がっていきます。

しかし、現状は金利よりも物価上昇率の方が高いですし当面はその状態が続くのではないかと言われています。タンスや銀行に眠っている現預金の購買力は下がっていく一方です。

購買力が下がるの計算例

例えば、金利が0.5%で物価上昇率が2%だったと仮定しましょう。物価上昇率が2%という事は、今100円で変える商品が1年後には102円になるということです。一方で、銀行に眠っている100円は1年後には100.5円にしかなりません。

現在買えるものが、購買力の低下で1年後には購入できなくなる可能性が出てくるのです。もちろん、1年単位で考えれば微々たるものかもしれませんが、長期スパンで考えればどうでしょうか。「単利と複利の記事」でも書いていますが、複利の力は偉大です。何もしていないと購買力の低下はどんどん進んでいきます。

こういう状態に有るからこそ、我々のような凡人は投資とギャンブルの違いを理解して積極的な資産形成をしなければならないのだ!と言うのが一般的な考え方ですよね。

何だwこの記事。

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